機能薬理学

Pharmacology

基礎医学, 分子生物学・細胞生物学, 放射線医学・バイオイメージング

広義の薬理学として基礎から臨床に至る分子イメージングとヒスタミンの分子・神経薬理学を研究しています

医科学専攻

  • 修士課程/博士課程

教員構成

谷内 一彦谷内 一彦

谷内 一彦教授

YANAI, Kazuhiko Professor, M.D. Ph.D.

TEL:022-717-8056

E-Mail:yanai*med.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

URL:http://www.miec.umin.jp/cgi-bin/gaiyo.cgi

その他の教員・スタッフ
  • 吉川 雄朗准教授

    Assoc. Prof.TAKEO, Yoshikawa

  • 原田 龍一助教

    Assistant Prof.HARADA, Ryuichi

この分野の研究テーマ

  • 分子プローブのスクリーニング等の基礎開発から臨床応用に至る分子イメージング研究
  • 分子・神経薬理学的手法による”善玉“としてのヒスタミン系の新しい機能研究

研究キーワード

分子イメージング, アルツハイマー病, 創薬, モノアミン, PET

技術キーワード

非侵襲的イメージング, 分子行動薬理学, 臨床研究, 遺伝子改変マウス, 神経化学

分野の紹介

研究領域は分子、細胞、小動物、ヒトを研究対象に分子薬理学、応用薬理学、精神神経薬理学などの広義の薬理学研究を行っています。モノアミン、特にヒスタミン系を中心に最新技術を用いて分子薬理学研究を行い、ヒスタミン関連遺伝子ノックアウトマウスを用いた精神神経薬理学研究を行っています。研究しているヒスタミン関連遺伝子ノックアウトマウスは世界で最も多い研究室の一つです。
また基礎研究と臨床研究を橋渡しするために非侵襲的な分子イメージングであるPET(Positron Emission Tomography)を中心に、分子イメージングの基礎開発と応用研究をおこなっています。分子イメージング(Molecular imaging)とは、生物が生きた状態のままで外部から生体内の遺伝子やタンパク質などの様々な分子の挙動を観察する技術のことを指します。分子イメージングは、マイクロドーズ臨床試験として注目されている医学、薬学、工学の新しい境界・複合領域です。特にヒトのヒスタミン受容体イメージングや認知症に関連したアミロイドβ、タウ、αシヌクレインの分子イメージングは独創的研究として高く評価されています。
実際の研究テーマ:1)ヒスタミン系の分子生物学。2)PETを用いた神経精神薬理学的研究。3)アルツハイマー病などを対象にした分子イメージング開発。4)ノックアウトマウスによる薬理学研究。5)ミクログリアなどのグリア研究。6)中枢ヒスタミン神経系の機能研究。

Figure 1 “善玉”としての神経性ヒスタミンの機能
Figure 1 “善玉”としての神経性ヒスタミンの機能
Figure 2 ポジトロン断層法による分子イメージング
Figure 2 ポジトロン断層法による分子イメージング

主な論文

  • Okamura N, et al. Non-invasive assessment of Alzheimer's disease neurofibrillary pathology using 18F-THK5105 PET. Brain. 2014; 137(Pt 6): 1762-1771
  • Yoshikawa T, et al. Molecular mechanism of histamine clearance by primary human astrocytes. Glia. 2013; 61(6): 905-916.
  • Nakamura T, et al. The expression and function of histamine H? receptors in pancreatic beta cells. Br J Pharmacol. 2014; 171(1): 171-185.
  • Yanai K, et al. Positron emission tomography evaluation of sedative properties of antihistamines. Expert Opinion on Drug Safety 2011; 10(4): 613-622.
  • Zhang D, et al. Next-day Residual Sedative Effect after Nighttime Administration of an OTC Antihistamine Sleepaid, Diphenhydramine, Measured by Positron Emission Tomography. J Clin Psychopharmacol 2010; 30(6): 694-701.

OB・OGの主な進路

大学教員、留学、臨床医、製薬企業、食品関連企業、臨床検査会社、PET検診センター、病院

担当教員より進学志望者へのメッセージ

研究は楽しくないと継続できないので、自分が好きで打ち込める研究テーマを早く見つけてください。

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