病理診断学

Anatomic Pathology

基礎医学, 分子生物学・細胞生物学

ステロイド関連臓器・腫瘍の研究・病理診断の最先端

医科学専攻

  • 修士課程/博士課程

教員構成

笹野 公伸笹野 公伸

笹野 公伸教授

SASANO, Hironobu Professor and Chairman. M.D., Ph.D., D.A.B.P

TEL:022-717-8050

E-Mail:hsasano*patholo2.med.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

URL:http://plaza.umin.ac.jp/~steroid/

その他の教員・スタッフ
  • 齋藤 涼子助教

    Assistant Prof. SAITO, Ryoko

この分野の研究テーマ

  • 乳癌、肺癌 他の性ステロイドホルモン依存性腫瘍のintracrinology
  • 副腎皮質病変おけるステロイド制御機構の解明

研究キーワード

ステロイド, 副腎皮質, ステロイド依存性腫瘍, 神経内分泌腫瘍

技術キーワード

免疫組織化学, RNA マイクロアレイ, 共培養, Laserdissection

分野の紹介

当分野では、病理診断を行う病理専門医および病理学研究に励む博士大学院生、修士大学院生が多数在籍している。研究面では、病理組織検体、培養細胞を組み合わせるトランスレーショナルリサーチを主体とし、臨床に近い基礎研究を精力的に行っている。当研究室のIntracrinologyに関する研究から得られた結果は、乳癌患者の内分泌療法の奏功性を上昇させ、新たな内分泌療法の開発の礎となり、大きな成果をあげている。さらにその他の癌腫についても性ステロイドとの関連を明らかとしたことは癌研究分野に大きな影響を与えた。以上より病理診断学分野はホルモンと癌の領域では、文字通り世界を代表する研究室として位置付けられている。また我々はヒト副腎においてのステロイド合成の局在性を初めて報告した研究室でもあり、現在種々の副腎皮質疾患のステロイド合成動態とその制御を総合的に研究しており、その成果の一部は難治性高血圧の新たな治療法の開発につながっている。神経内分泌腫瘍の病理学的検討も実際の臨床症例と培養細胞を用いた検討で進められている。これらの研究領域で病理診断学分野は1998年の開設以来国内外との共同研究を含めpeer reviewの500以上の英文原著を発表している。

Figure 1 イントラクリノロジーとエンドクリノロジー。癌における組織内でのステロイド合成
Figure 1 イントラクリノロジーとエンドクリノロジー。癌における組織内でのステロイド合成
Figure 2 副腎の三重染色:CYP11B1, CYP11B2, CYP17, 核染:DAPI
Figure 2 副腎の三重染色:CYP11B1, CYP11B2, CYP17, 核染:DAPI

主な論文

  • Yamazaki Y, et al. Comparison of the methods for measuring the Ki-67 labeling index in adrenocortical carcinoma: manual versus digital image analysis. Hum Pathol. 2016 Jul;53:41-50.
  • Guestini F, et al. Triple negative breast cancer chemosensitivity and chemoresistance: current advances in biomarkers indentification. Expert Opin Ther Targets. 2016 Jun;20(6):705-20.
  • Kubota-Nakayama F, et al. Expression of steroidogenic enzymes and their transcription factors in cortisol-producing adrenocortical adenomas: immunohistochemical analysis and quantitative real-time polymerase chain reaction studies. Hum Pathol. 2016 Aug;54:165-73.
  • Iwabuchi E et al. In situ detection of estrogen receptor dimers in breast carcinoma cells in archival materials using proximity ligation assay (PLA). J Steroid Biochem Mol Biol. 2017 Jan;165:159-169.
  • Saito R, et al. Aryl hydrocarbon receptor induced intratumoral aromatase in breast cancer. Breast Cancer Res Treat. 2016 Nov 30. [Epub ahead of print]

OB・OGの主な進路

東北大学医学部 教員、東北大学病院 教員、国内製薬会社 研究者、有名化粧品会社 研究者、他大学 研究員・教員、留学(米・独)、宮城県内 市中病院 病理部、母国に帰国(留学生)

担当教員より進学志望者へのメッセージ

本分野は医学、歯学、薬学、理学、臨床検査と多様な人材が国内外から集まり、主にホルモンの研究を通して幅広い角度からヒト疾患の研究を進めています。

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