腎・高血圧・内分泌学(腎・高血圧・内分泌科)

Nephrology Endocrinology and Vascular Medicine

臨床医学, 生理学

当該分野の基礎および臨床研究を通し、人類に貢献し、社会を先導する人材を育成している

医科学専攻

  • 修士課程/博士課程

教員構成

伊藤 貞嘉伊藤 貞嘉

伊藤 貞嘉教授

ITO, Sadayoshi Professor, M.D. Ph.D.

TEL:022-717-7163

E-Mail:m-daigakuin*grp.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

URL:http://www.int2.med.tohoku.ac.jp/index.html

その他の教員・スタッフ
  • 宮崎 真理子准教授

    Assoc. Prof.MIYAZAKI, Mariko

この分野の研究テーマ

  • 高血圧、糖尿病、腎炎による腎障害の発症機序の解明とその対策に関する研究
  • 尿毒素物質の産生、除去の制御による生体防御の研究

研究キーワード

慢性腎臓病, 腎血行動態, アルドステロン症, アンジオテンシン阻害, 甲状腺炎

技術キーワード

腎生検, 腎局所血流測定, 血液浄化, 甲状腺超音波, 質量分析

分野の紹介

現在日本では、人口の高齢化、高血圧、肥満、糖尿病患者の増加により、腎不全患者が急速に増加して、大きな問題になっている。当科では高血圧疾患(本態性、二次性等)、腎臓疾患(腎炎、ネフローゼ、糖尿病性腎症等)、内分泌代謝疾患(視床下部・下垂体・副腎疾患、甲状腺疾患、副甲状腺疾患、肥満症・高脂血症等)、水電解質疾患などの病態の解明、診断、治療に関して、基礎的・臨床的面から深く研究するとともに、総合的な臨床力を持つ優れた医師・研究者の育成を目指している。慢性腎臓病の研究では、微量アルブミン尿と心血管疾患との強い相関の機序の一端を解明している。また、各種腎臓病の病態を遺伝子改変動物や高度で先進的な測定法を用いて研究している。さらに4000人を対象とした観察研究や各種臨床介入研究を行って多くの実績を上げている。内分泌疾患では特に原発性アルドステロンの研究では、放射線科、泌尿器科、病理部との協力体制のもと、世界有数の業績を上げている。最近では血漿アルドステロン濃度と活性型レニン濃度を10分で測定する方法を開発し、国際共同研究を加速している。当科では若手研究者が国際的に活躍することを推奨している。

Figure 1 腎生検
Figure 1 腎生検
Figure 2 レザードプラによる腎局所血流測定
Figure 2 レザードプラによる腎局所血流測定

主な論文

  • Ito S: In Vitro Study of the Juxtaglomerular Apparatus and Its Implications in the Chronic Kidney Disease (Arthur C. Corcoran Memorial Lecture). Hypertension 65; 970-975, 2015
  • Haller H, et al: ROADMAP Trial Investigators: Olmesartan for the delay or prevention of microalbuminuria in type 2 diabetes. N Engl J Med 364: 907-917, 2011
  • Satoh F, et al: Measurement of peripheral plasma 18-oxocortisol can discriminate unilateral adenoma from bilateral diseases in patients with primary aldosteronism. Hypertension 65(5):1096-1102, 2015
  • Sato E, et al: Metabolic alterations by indoxyl sulfate in skeletal muscle induce uremic sarcopenia in chronic kidney disease: Sci Rep. 2016 Nov 10;6:36618. doi: 10.1038/srep36618:
  • Arthur C Corcoran Memorial lectureship Award (2014, American Heart Association), Prizes for Science and Technology, Research Category, The Commendation for Science and Technology by the Minister of Education, Culture, Sports, Science and Technology(2015), Distinguished Scientist Award (Robert Tigerstedt Award) (2015, American Society of Hypertension)

OB・OGの主な進路

国立、公立、私立大学の医学部教授(東大、東北大学、福岡大学、近畿大学、福島県立医科大学など、1997年以降20人以上)、公立、私立病院の院長、部長、科長等、公的機関の医療行政の責任者(病院事業管理者等)、海外の研究機関のスタッフサイエンティスト(ヘンリーフォード病院、ノースキャロライナ大学、米国National Institute of Cancer等)

担当教員より進学志望者へのメッセージ

多様性が大事である。研究と臨床を通して人間としての総合力を付けよう。優れた人との交流は人生を豊かにする。そのような場を提供する医局である。

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