皮膚科学(皮膚科)

Dermatology

臨床医学, 分子生物学・細胞生物学

皮膚の魅力を究める

医科学専攻

  • 修士課程/博士課程

教員構成

相場 節也相場 節也

相場 節也教授

AIBA, Setsuya Professor, M.D. Ph.D.

TEL:022-717-7271

E-Mail:saiba*med.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

URL:http://www.derma.med.tohoku.ac.jp/

この分野の研究テーマ

  • 経皮的に吸収される化学物質に対する免疫応答である接触皮膚炎の病態解明
  • 化学物質の免疫毒性のhigh throughput screening手法の開発

研究キーワード

経皮感作, MUSE細胞, 腫瘍免疫, メラノサイト, 抗菌ペプチド

技術キーワード

luciferase assay, MUSE細胞, DNA array, ATP in vivo imaging, microdissection

分野の紹介

当教室では、生体の最外層を被う皮膚の特性を理解することを基本テーマとして研究を進めている。接触皮膚炎関連研究では、ハプテンが、表皮ケラチノサイトや樹状細胞のチオール基と反応することでmitogen activated protein kinaseの活性化、Pannexin-1 channelからのATP放出などを引き起こし免疫系を賦活化することを明らかにした。一方、接触皮膚炎病変部では、浸潤してくるリンパ球が放出するサイトカインに刺激され表皮細胞がヒアルロン酸を合成し海綿状態という特徴的な細胞間浮腫を形成することを報告した。メラノサイトに関連しては、細胞組織学分野出澤真理教授との共同研究で、皮膚脂肪細胞からメラノサイトの分化誘導に成功し、メラノサイトの幹細胞の同定、メラノサイトの分化誘導メカニズムを解析している。抗菌ペプチドに関しては、その代表であるカテリシジンで刺激された表皮細胞がIL-36γおよび種々のケモカインを産生することを明らかにし、カテリシジンの感染防御、炎症性皮膚疾患発症における役割の一端を明らかにした。皮膚腫瘍免疫に関しては、最近乳房外パジェット病の腫瘍細胞がreceptor activator of nuclear factor kappa-B ligand (RANKL)を産生し免疫抑制環境を形成していることを見いだした。

Figure 1 海綿状態形成機序
Figure 1 海綿状態形成機序
Figure 2 脂肪組織からのメラノサイト誘導
Figure 2 脂肪組織からのメラノサイト誘導

主な論文

  • Kambayashi, Y., Fujimura, T., Furudate, S., Asano, M., Kakizaki, A., Aiba, S., 2015. The Possible Interaction between Receptor Activator of Nuclear Factor Kappa-B Ligand Expressed by Extramammary Paget Cells and its Ligand on Dermal Macrophages. J Invest Dermatol 135, 2547-2550.
  • Kimura, Y., Fujimura, C., Ito, Y., Takahashi, T., Nakajima, S., Ohmiya, Y., Aiba, S., 2015. Optimization of the IL-8 Luc assay as an in vitro test for sin sensitization. Toxicol In Vitro in press.

OB・OGの主な進路

東北大学病院、鳥取大学、食品医薬品安全研究関連研究所

担当教員より進学志望者へのメッセージ

皮膚科学を志す医師は勿論、皮膚の研究に興味を持つ理学部、農学部、薬学部、工学部卒業生も大歓迎です。

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