小児看護学

Child Health Nursing

看護学

子供の看護は「未来創世科学」:子供にかかわっていくことは未来を作る作業です、そんな看護を探求します

保健学専攻

  • 修士課程/博士課程

教員構成

塩飽 仁塩飽 仁

塩飽 仁教授

SHIWAKU, Hitoshi Professor, R.N. Ph.D.

TEL:022-717-7921

E-Mail:inquiry*chn.med.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

URL:http://www.chn.med.tohoku.ac.jp/

この分野の研究テーマ

  • 子供と家族を心理・社会的に支える看護支援の開発
  • 神経症や発達障害の子供の療育支援と家族へのメンタルヘルスケア

研究キーワード

子供, 家族, 心理社会的支援, 発達障害, 小児がん

技術キーワード

告知, 意思決定, 療育, 自閉症スペクトラム, 終末期ケア

分野の紹介

研究タイトル:子供の病気のイメージと「自分の病気について知ること」の意識
本研究は、子供の病気に対するイメージと、「自分の病気について知ること」の意識を明らかにすることを目的に、小学校4年生から中学校3年生の子供と保護者計1298組を対象として質問紙調査を行い、その結果を分析したところ、以下のことが明らかとなった。
1.「病気」と聞いて、子供が思うかべた病気として最も多いものは「がん」(130名、38.7%)で、次いでインフルエンザ(77名、22.9%)、風邪(34名、10.1%)であった。
2.小学生と中学生を比較すると、小学生は治りやすい病気を思いうかべる比率が有意に多く、中学生は重い病気を思いうかべる比率が有意に多かった。
3.重い病気を思いうかべた群は、「こわい」「苦しい」「つらい」「痛い」「命にかかわる」というイメージの得点が、治りやすい病気や慢性疾患を思いうかべた群と比較して有意に高かった。
4.自分が重い病気にかかったときは、82.2%の子供が病気について「知りたい」と答える一方で、明確な理由をもって「知りたくない」と答える子供が14.1%存在した。
5.治りやすい病気を思いうかべた子供よりも、重い病気を思いうかべた子供の方が、自分の病気について「知りたい」意識は有意に高かった。

Figure 1 子供は自分の病気が重いほど知りたい
Figure 1 子供は自分の病気が重いほど知りたい
Figure 2 病気の告知意識は子供と保護者で異なる
Figure 2 病気の告知意識は子供と保護者で異なる

主な論文

  • Nagoya Y, et al. “Barriers” and “Difficulties” felt by Pediatric Nurses Providing End-of-Life Care. Journal of Japanese Society of Child Health Nursing 23(3):49-55,2014[Jpn]
  • Nagoya Y, et al. How did the parents informed that their child with incurable cancer make decisions about treatment course of their child? Journal of North Japan Academy of Nursing Science 17(1),11-17.2014[Jpn]
  • Nagoya Y, Shiwaku H, Suzuki Y. Nurses' Conflicts in Caring for “End-of-Life Children” with Cancer and Their Parents. Journal of Japanese Society of Child Health Nursing 22(2):41-47.2013 [Jpn]
  • Irie W, et al. Fathers’ Feeling and Thought towards Their Interaction during the Hospitalization of Their Children with Cancer-Comparison between Fathers of Childhood Cancer Patients and the Others of Children on Long Hospitalization-.J.JSPON 7:28-38.2012[Jpn]
  • Shiho S, Yukiko S, Hitoshi S. Factors Associated with Children’s Ineffective Coping Behavior during Blood Sampling. Japanese journal of nursing research 34(4):23-31.2011[Jpn]

OB・OGの主な進路

東北大学病院、宮城県立こども病院、神奈川県立こども医療センター、筑波大学大学院(進学)、養護教諭、小児看護専門看護師

担当教員より進学志望者へのメッセージ

子供にかかわっていくことは未来を作る作業です-だから子供の看護は未来創世科学。子供のこころは宇宙です-だから子供の看護は宇宙探検科学。そんな看護を共にめざしましょう。

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