聴覚・言語障害学

Audiology

放射線医学・バイオイメージング, リハビリテーション

聴覚再建医療と言葉の情報伝達改善に対する医工学的アプローチ

医科学専攻

  • 修士課程/博士課程

教員構成

川瀬 哲明川瀬 哲明

川瀬 哲明教授

KAWASE, Tetsuaki Professor, M.D.

TEL:022-717-7303

E-Mail:kawase*orl.med.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

URL:http://www.auditorylab.med.tohoku.ac.jp/index.html

この分野の研究テーマ

  • 難聴病態の解明と評価・診断法の開発に関する研究
  • 聴覚リハビリテーションに関する研究

研究キーワード

難聴, リハビリテーション, 視聴覚統合音声処理, 両耳聴, 耳鳴

技術キーワード

補聴器, 人工内耳, 脳磁図

分野の紹介

聴覚は、ヒトの大切な五感のひとつで、ことば、環境音、音楽など様々な音情報が、休むことなく耳を通して入ってきます。聴覚系は、振動としての音情報が電気的な情報に変換され中枢に伝達されるシステムですが、障害の部位、原因により個々の難聴者の残存聴覚能は大きく異なります。難聴医療では、病態診断やそれに基づく治療という視点に加え、残存した難聴や難聴の後遺症としての耳鳴などの症状にたいしては、リハビリテーションの視点からの対応が重要になります。当分野では、難聴者の聴覚QOL(quality of life)の改善を目的に、聴覚再建、聴覚補償医療に必要不可欠な、難聴病態の解明、残存聴覚能の正確な評価、ならびにそれらに基づく機能補償・再建法の開発、効果的なリハビリテーション法の確立などの研究を行っています。現在行っている研究内容は以下の通りです。
①聴覚中枢メカニズム、特に両耳聴、変調音知覚、視聴覚統合現象の脳内メカニズムの解明、②難聴病態の解明と難聴病態の解明と治療法開発、特にAuditory Neuropathyなど後迷路性難聴の易マスキング性に関する研究、③補聴器・人工内耳による聴覚補償に関する臨床的研究、④聴覚再建、聴覚補償医療に必要不可欠な、効果的なリハビリテーション法の確立に関する研究、⑤耳鳴に対する音響療法とその治療効果の発現メカニズム解明に関する研究。

Figure 1 脳幹インプラントマッピングシステムの開発
Figure 1 脳幹インプラントマッピングシステムの開発
Figure 2 脳磁図を用いた聴性定常反応に関する研究
Figure 2 脳磁図を用いた聴性定常反応に関する研究

主な論文

  • Kawase T, et al. Contra-noise suppresses 40-Hz auditory-steady-state fields without significant change of N100m. Neuroimage 59:1037-1042, 2011.
  • Takata Y, et al. Auditory evoked magnetic fields in patients with absent brainstem responses due to auditory neuropathy with optic atrophy. Clin Neurophysiol. 123: 985-992, 2012.
  • Oda K, et al. Masking effects in patients with auditory neuropathy -possible involvement of suppression mechanism caused by normal outer hair cell function- Otology & Neurotology 34: 868-876, 2013.
  • Kawase T, et al. Positive auditory cortical responses in patients with absent brainstem response. Clinical Neurophysiology 125:148-53, 2014.
  • Usubuchi H, et al. Effects of contralateral noise on the 20-Hz auditory steady state response magnetoencephalography study. PLoS One 9: e99457, 2014.

OB・OGの主な進路

臨床医師、大学教員

担当教員より進学志望者へのメッセージ

難聴医療、リハビリテーションに関する研究を広く行っています。興味のある方は、お気軽にご相談ください。働きながら学べる社会人大学院生の方も大歓迎です。

pagetop