災害医療国際協力学

International Cooperation for Disaster Medicine

公衆衛生学

災害に強い保健医療供給体制を創る

医科学専攻

  • 修士課程/博士課程

教員構成

江川 新一江川 新一

江川 新一教授

EGAWA, Shinichi Professor, M.D. Ph.D.

TEL:022-273-6286

E-Mail:egawas*surg.med.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

URL:http://www.irides-icdm.med.tohoku.ac.jp/index.html

この分野の研究テーマ

  • 災害保健医療の国際標準化
  • 病院の受援力

研究キーワード

医療ニーズ, コーディネーター, 災害医学教育, 受援力, 国際保健医療

技術キーワード

データベース, ICT, テレカンファレンス, シミュレーション, クラスターアプローチ

分野の紹介

災害科学国際研究所は東日本大震災の教訓を踏まえ2012年に設立され実践的防災学をミッションとし、災害医学部門をもつ世界的にもまれな研究所です。なかでも災害医療国際協力学は全く新しい分野で、災害保健医療に関するすべてのことが研究対象です。わが国の災害医療体制は1995年の阪神淡路大震災を契機に大きく整備が進み、世界でも先進的です。しかし災害の種類も保健医療ニーズも常に変化していることに注目し、マルチハザードに対応できる医療体制をつくる必要があります。当研究室では災害における保健医療ニーズの解析と支援・受援力の向上、災害サイクルに合わせた国際災害保健医療支援体制の確立を目指しています。
具体的には避難所のラピッドアセスメントの手法や保健医療ニーズのデータベース作成、全都道府県に対する災害保健医療コーディネーターの設置調査、東日本大震災の被災地や東南海地震の被害予想地域の医療機関における受援力調査、災害対応に関するシミュレーションの活用、保健医療対応におけるG空間情報の活用、国際保健医療支援の標準化に関する国際コンセンサスの形成などを研究しています。

Figure 1 災害保健医療コーディネータの標準化が必要
Figure 1 災害保健医療コーディネータの標準化が必要
Figure 2 病院の受援力を高める備えが必要です
Figure 2 病院の受援力を高める備えが必要です

主な論文

  • Pascapurnama DN, et al. Prevention of tetanus outbreak Following natural disasters in Indonesia: Lessons learned from previous disasters. Tohoku J Exp Med. 238: 219-227, 2016
  • Aitsi-Selmi A, et al. The Sendai Framework for Disaster Risk Reduction: Renewing the Global Commitment to People’s Resilience, Health, and Well-being. Int J Disaster Risk Sci 6(2): 164-176, 2015.
  • Ashino Y, et al. Ebola Virus Disease: Preparedness in Japan. Disaster Med Public Health Prep. 9(1): 74-78, 2015
  • Egawa S, et al. International Symposium on Disaster Medicine and Public Health Management: review of the Hyogo framework for action. Disaster Med Public Health Prep. 8(4):357-358, 2014.
  • Usuzawa M, et al. Awareness of disaster reduction frameworks and risk perception of natural disaster: a questionnaire survey among Philippine and Indonesian health care personnel and public health students. Tohoku J Exp Med. 233(1):43-8, 2014.
  • Burkle FM, et al. The 2015 Hyogo Framework for Action: Cautious Optimism. Disaster Medicine and Public Health Preparedness 8 (3): 191-192, 2014.

OB・OGの主な進路

WHO、NGO、JICA、行政機関・保健所、災害拠点病院、災害関連研究施設、大学、などが考えられます。

担当教員より進学志望者へのメッセージ

医学系研究科(修士、博士)、ヒューマンセキュリティーコース(修士)の大学院生として採用可能です。医療従事者のみならず、NGOや行政機関での経験者も大歓迎です。

pagetop