災害医療情報学

Disaster Medical Informatics

公衆衛生学, バイオインフォマティクス

『実践的』な災害医療情報学を目指す

医科学専攻

  • 修士課程/博士課程

教員構成

中山 雅晴中山 雅晴

中山 雅晴教授

NAKAYAMA, Masaharu Professor, M.D. Ph.D.

TEL:022-717-7572

E-Mail:msi*med.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

URL:http://www.irides-dmi.med.tohoku.ac.jp/

この分野の研究テーマ

  • 災害時の各フェーズにおいて必要な医療情報システムの構築
  • 標準ストレージ形式を用いた医療情報のバックアップ、復旧、データ活用

研究キーワード

医療情報データベース, 標準化, 循環器, 電子カルテ, 災害

技術キーワード

SS-MIX2, モバイルアセスメント, 心電図QRコード化, MMWIN, SEAMAT

分野の紹介

1) 災害時に役立つ医療情報システムの開発
災害時の各フェーズのおいて必要なシステムを構築します。情報インフラの整備、トリアージ情報、診断支援ツール、患者・スタッフの移動管理、ロジスティックス支援などを対象とします。IT化は手段であり目的ではないので、現状使用されている紙媒体などとの融合や改善も重きをおきたいと考えています。
2) 医療情報のバックアップ、復旧、データ活用
標準ストレージ形式(SS-MIX)を用いた医療情報のバックアップ事業、クラウド化に協力・貢献します。①東北大学病院として国立大学病院診療情報バックアップ事業に参加し災害時の診療体制を強化、②みやぎ医療福祉情報ネットワーク協議会に協力し県内診療情報のバックアップ体制を整備、③医療情報データベース基盤整備事業の東北大学病院担当責任者として全国規模のデータベース構築に協力、④日本循環器学会及びIHEと協力し、SS-MIXを活用したJCSデータ出力標準フォーマットガイドライン(SEAMAT)の推進、などがあります。
3) 通常業務の改善
電子カルテ等、通常業務の改善は、災害時に利用可能なデータを増す意味で重要です。大学病院および関連病院において、使い勝手のいいシステムになるよう各メーカーと協力し開発しています。
4) プロトコル・ガイドライン整備
医療情報分野ではIT化の急速な発展に伴い、対応もそれに応じて日々変化することが望まれます。様々な状況を想定し、実践的な指針を策定する事が求められます。災害医療活動において、通信ネットワークへの依存が増加していることから、総務省による研究会ワーキンググループにおいて、通信システムのニーズの分析や、標準モデル提言に向け活動しています。

Figure 1 各災害サイクルへの対応
Figure 1 各災害サイクルへの対応
Figure 2 災害時活用の医療情報システム整備・構築
Figure 2 災害時活用の医療情報システム整備・構築

主な論文

  • Nakayama M, et al. The need for standardization of allergy information in electronic medical record among Japanese hospitals. Stud Health Technol Inform. 205:1257, 2014
  • Nakayama M, Takeda M, Asaumi Y, Shimokawa H. Identification and visualization of stimulus-specific transcriptional activity in cardiac hypertrophy in mice. Int J Cardiovasc Imaging. Jan 30(1):211-9, 2014
  • Hao K, Takahashi J, Ito K, Miyata S, Sakata Y, Nihei T, Tsuburaya R, Shiroto T, Ito Y, Matsumoto Y, Nakayama M, Yasuda S, Shimokawa H; Miyagi AMI Registry Study Investigators. Emergency care of acute myocardial infarction and the great East Japan earthquake disaster. Circ J. 78(3):634-43, 2014
  • Nakayama M, Shimokawa H. Evaluation of an electrocardiogram on QR code. Stud Health Technol Inform. 192: 1020, 2013
  • Nakayama M, Osaki S, Shimokawa H. Validation of mortality risk stratification models for cardiovascular disease. Am J Cardiol. Aug 1; 108(3):391-6, 2011

OB・OGの主な進路

担当教員より進学志望者へのメッセージ

本教室は実践的な医療情報学を目指し、ビッグデータ解析に向けた、ツール開発、システム構築、データベース整備などに取り組みます。今後発展が期待される分野を一緒にやりませんか。

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