バイオバンク生命科学

Biobank Life Science

基礎医学

バイオバンク生命科学分野は個別化医療・予防の推進に向けてバイオバンク運営に関わる研究を行います

医科学専攻

  • 修士課程/博士課程

教員構成

峯岸 直子峯岸 直子

峯岸 直子教授

MINEGISHI, Naoko Professor, M.D. Ph.D.

TEL:022-272-3103

E-Mail:nmine*med.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

この分野の研究テーマ

  • バイオバンク試料の品質向上に関わる研究
  • バイオバンク管理技術の向上に関わる研究

研究キーワード

バイオバンク, 生体試料, 解析前因子, ヒトゲノム, 個別化医療・予防

技術キーワード

生体試料の品質管理, 細胞を使った解析法, 遺伝子多型と細胞形質, 試料の凍結保存技術, 情報通信技術による工程管理

分野の紹介

バイオバンク生命科学分野は東北メディカル・メガバンク機構に属し、バイオバンクの構築と管理に関わる研究を行います。バイオバンクには病院の試料を収集する病院型と、健康な一般住民の試料を集める住民型があり、当機構のバイオバンクはメガバンク機構の住民健康調査(コホート研究)と連動した住民型の大型バイオバンクです。当バイオバンクでは、研究参加への同意が得られた提供者から収集された血漿、血清、バフィーコート、ゲノムDNA 、尿、末梢血および臍帯血由来の単核球などの生体試料を、匿名化された健康情報と連結した形で保存しており、自動システムや情報通信技術を駆使することにより、正確な試料の調整や保存の管理を実現しています。2016年12月までに約14万3,000人の提供者から270万本以上の生体試料をバイオバンクに保存し、最終的に15万人分の試料を保存する予定です。これらの試料や情報は、学内外を問わず多くの研究者に利用され、ゲノム情報に基づいた個別化医療・予防の推進に役立てられます。質の高い研究には良い品質の試料や情報が必要です。そこで、私たちは、より良い品質の生体試料の提供するために、生体試料とデータの管理の最適化などの研究を行っています。また、保存された細胞などを用いて、各人の遺伝子多型と疾患リスクの関連の検証を目指した新たな実験系の開発に取り組みます。

Figure 1 バーコードと自動化による正確な試料調整
Figure 1 バーコードと自動化による正確な試料調整
Figure 2 生体試料を長期保存する液体窒素保管庫
Figure 2 生体試料を長期保存する液体窒素保管庫

主な論文

  • Minegishi N et al. Biobank Construction after Earthquake and Tsunami Disaster in Japan, Biopreserv Biobank 12:A-21, 2014
  • Motoike IN et al. Validation of multiple single nucleotide variation calls by additional exome analysis with a semiconductor sequencer to supplement data of whole-genome sequencing of a human population. BMC Genomics 15:673, 2014
  • Suzuki N et al. Erythropoietin production in neuroepithelial and neural crest cells during primitive erythropoiesis Nat Commun 4:2902, 2013
  • Yamazaki S et al. A mouse model of adult-onset anaemia due to erythropoietin deficiency. Nat Commun 4:1950, 2013
  • Kon S et al. Smap1 deficiency perturbs receptor trafficking and predisposes mice to myelodysplasia. M. J Clin Invest 123:1123-1137, 2013

OB・OGの主な進路

担当教員より進学志望者へのメッセージ

当分野では、バイオバンク運営に関連した基礎医学研究を行っています。遺伝子と疾患の関係を解明するための最先端の研究を切り開く熱意のある方を歓迎します。

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