循環器先端医療開発学

Innovative Cardiovascular Medicine

臨床医学, 生理学

心血管病に対する低侵襲性治療法をはじめとした先端医療の開発

教員構成

下川 宏明下川 宏明

下川 宏明教授

SHIMOKAWA, Hiroaki Professor, M.D. Ph.D.

TEL:022-717-7153

E-Mail:cswt*cardio.med.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

この分野の研究テーマ

  • 音波(衝撃波・超音波)を用いた非侵襲性治療法の開発
  • 新規バイオマーカーの開発

研究キーワード

革新的医療機器開発, 低侵襲性治療, 再生医療, 衝撃波, 超音波, バイオマーカー

技術キーワード

衝撃波, 超音波, 非侵襲性, アブレーションカテ, バイオマーカー

分野の紹介

心臓病と脳卒中による死亡は日本人の死因の第2・3位を占め、その総数は第1位のガンとほぼ同数です。また、心臓病と脳卒中をあわせた循環器疾患の患者数はガン患者数をはるかに凌駕します。生活習慣の欧米化と人口の急速な高齢化に伴い、これら循環器疾患患者はますます増加することが予想され、循環器疾患の診断・治療戦略は以前にも増して重要になっています。 私達は、このような社会的背景をふまえ、国民病ともいえる循環器疾患に対する先端的・革新的な開発研究を行っています。
具体的には、医学研究者と工学研究者が協力して、音波(衝撃波・超音波)を用いた非(低)侵襲性治療法の開発を進めています。私達が開発した低出力体外衝撃波治療法(血管新生療法)は、狭心症治療として厚労省から先進医療に承認されており、現在、適応疾患の拡大を目指して研究を進めています。また、狭心症や心臓以外の疾患に対する超音波を用いた新しい再生医療の研究も行っており、現在、薬事承認を目指して、狭心症患者を対象とした医師主導治験を実施中です。さらに、致死性不整脈に対対する衝撃波カテーテルアブレーションシステムや新規バイオマーカーの開発も行っています。これら革新的医療技術の開発に取り組むことにより、医学の発展に貢献することを目指しています。

Figure 1 狭心症に対する衝撃波治療:装置と有効性
Figure 1 狭心症に対する衝撃波治療:装置と有効性
Figure 2 衝撃波アブレーションカテによる治療
Figure 2 衝撃波アブレーションカテによる治療

主な論文

  • Ito K, Shimokawa H. The Future of Non-Invasive Angiogenic Therapy Using Acoustic Waves. Circ J. 79(9):1906-7, 2015.
  • Hasebe Y, et al. Development of a novel shock wave catheter ablation system--the first feasibility study in pigs. PLoS One.10(1):e0116017, 2015.
  • Hanawa K, et al. Low-intensity pulsed ultrasound induces angiogenesis and ameliorates left ventricular dysfunction in a porcine model of chronic myocardial ischemia. PLoS One. 9(8):e104863, 2014
  • Yamaya S, et al. Low-energy extracorporeal shock wave therapy promotes vascular endothelial growth factor expression and improves locomotor recovery after spinal cord injury. J Neurosurg.121(6):1514-25, 2014
  • Abe Y, et al. Extracorporeal low-energy shock-wave therapy exerts anti-inflammatory effects in a rat model of acute myocardial infarction. Circ J. 78(12):2915-25, 2014.

OB・OGの主な進路

公立病院医師、国立大学教員

担当教員より進学志望者へのメッセージ

医学研究者と工学研究者が知恵を出し合って、非侵襲的(患者さんの身体的負担が少ない)で有効な革新的医療機器を開発するプロジェクトに参加しませんか。

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