統合腎不全医療

Integrative Renal Replacement Therapy

臨床医学, 生理学

腎不全患者のライフスタイルにあわせた医療を提供できる医療システムを構築する

教員構成

伊藤 貞嘉伊藤 貞嘉

伊藤 貞嘉教授

ITO, Sadayoshi Professor, M.D. Ph.D.

TEL:022-717-7163

E-Mail:ohsaki*med.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

URL:http://www.int2.med.tohoku.ac.jp/

この分野の研究テーマ

  • 患者のライフスタイルにあわせた腎不全医療提供のためのシステム構築
  • 腹膜透析効率の維持・上昇のための新規治療戦略の開発

研究キーワード

腎不全医療, 腹膜透析, 在宅医療, 腎不全, 腎機能

技術キーワード

動物実験, (初代)培養細胞, 臨床検体, 病理解析

分野の紹介

末期腎不全に至った場合には血液透析・腹膜透析・腎移植といった腎代替療法が必要となる。患者の希望やライフスタイルに添って療法選択が行われることが望ましい。現在日本国内の腎代替療法では95%以上が施設血液透析療法が選択されるが、この場合数年以内に残腎機能が消失することが示されている。腹膜透析や在宅血液透析では比較的残腎機能が保持され生命予後の改善が期待されるが、その機序は充分に明らかではない。加えて腹膜透析療法には施行可能期間に限りがある。また、日本では医療機関における医療は非常に優れているが、患者自身によるセルフマネージメントについての概念が浸透していないため、腹膜透析医療などの導入の潜在的な妨げとなっている。
本寄附講座では腎不全患者により良い腎不全医療を提供するために、
1) 主に実験動物を用いることにより、腎機能の生理学的解析と腎保護効果機序の解明を行うことにより腎不全患者の腎障害進行抑制につながる知見を得ること、
2) 患者によるセルフマネージメント能力向上、ならびに医師と患者に加えて医療関係者や地域医療支援者等を包括する医療システムの構築をすることにより腹膜透析医療を含む在宅医療ネットワークを構築すること、
3) 腹膜透析機能悪化の抑制ならびに腹膜透析効率を上昇させるための新規治療戦略の開発を行うことにより、腹膜透析医療の時間制限を緩和させること、
を目標に活動を行っている。

主な論文

  • Mori T, et. al., Beneficial Role of Tolvaptan in the Control of Body Fluids Without Reductions in Residual Renal Function in Patients Undergoing Peritoneal Dialysis. Advances in Peritoneal Dialysis. Volume 29 (2013), 33-37
  • Oba I, et. al., Icodextrin-Based Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysis Therapy Effectively Reduces Left Ventricular Mass Index and Protects Cardiac Function in Patients with End-Stage Renal Disease. Advances in Peritoneal Dialysis. Volume 29 (2013), 14-18

OB・OGの主な進路

担当教員より進学志望者へのメッセージ

我々とともに、患者のためになる腎不全医療の提供を目指しましょう!

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