抗感染症薬開発

Research Division for Development of Anti-Infective Agents

臨床医学

薬剤耐性の獲得などによって進化し続ける各種病原体に対峙する

教員構成

渡辺 彰渡辺 彰

渡辺 彰教授

WATANABE, Akira Professor, M.D. Ph.D.

TEL:022-717-8540

E-Mail:m-daigakuin*grp.tohoku.ac.jp
(「*」を「@」に変換してください)

URL:http://www.idac.tohoku.ac.jp/ja/activities/research/Anti-Infe/index.html

この分野の研究テーマ

  • 医学・薬学における先端的創薬と開発、育薬に関する研究の推進と人材の開発
  • 薬剤の特性に基づいた抗感染症薬の適正使用法の確立と臨床的研究の推進

研究キーワード

薬剤耐性, MRSA, 緑膿菌, 抗インフルエンザ薬, 肺炎球菌ワクチン

技術キーワード

プロバイオティクス, 薬動力学 理論, 抗バイオフィルム活性, プラズマ殺菌法

分野の紹介

抗感染症薬の開発は、膨大な基礎データと臨床試験成績など多くの段階を経ることから、長期化するのが一般的です。当研究部門は、この内、前臨床試験よりは臨床試験の適正な実施に主眼をおいており、特に短期間での臨床開発を実現したいと考えておりますが、抗菌薬だけでなく抗インフルエンザ薬、抗結核薬、抗真菌薬、さらには各種ワクチンの開発を主体的に担うことを目的としています。1980年代のエイズなどを初めとする新興感染症の出現、多剤耐性菌による難治結核などの再興感染症の再増加がみられ1990年代にはMRSAや多剤耐性肺炎球菌の蔓延、2000年代に入るやエイズによる死者の増加(年に300万人以上)、多剤耐性緑膿菌、スーパー耐性結核菌の出現など薬剤耐性菌が社会的にも注目されてきています。感染症や耐性菌は発生現場からの拡大を抑えるだけでなく、発生そのものを抑えなければなりません。現場で封じ込めるよりも現場そのものを作らないことを目的とし、感染症治療薬や予防薬の開発、並びに抗感染症薬開発を担う人材を育成することを目指しています。

Figure 1 コンタクトレンズ殺菌洗浄剤の殺緑膿菌効果
Figure 1 コンタクトレンズ殺菌洗浄剤の殺緑膿菌効果
Figure 2 新旧抗インフルエンザ薬による有症状率推移
Figure 2 新旧抗インフルエンザ薬による有症状率推移

主な論文

  • Professor Akira Watanabe, He was awarded Health Culture Prize 2013 ( 65th Hoken-Bunka-Sho ) in October 23, 2013, and was granted the meeting with Emperor and Empress of Japan in October 24, 2013.
  • Kashiwagi S, Watanabe A, Ikematsu H, Awamura S, Okamoto T, Uemori M and Ishida K. Laninamivir octanoate for post-exposure prophylaxis of influenza in household contacts: a randomized double blind placebo controlled trial. J Infect Chemother 19:740-749,2013.
  • Kikuchi T, Kobashi Y, Hirano T, Tode N, Santoso A, Tamada T, Fujimura S, Mitsuhashi Y, Honda Y, Nukiwa T, Kaku M, Watanabe A and Ichinose M. Mycobacterium avium genotype is associated with the therapeutic response to lung infection. Clin Microbiol Infect. 20: 256-62, 2014.
  • Naito T, Matsuda N, Tanei M, Watanabe Y and Watanabe A. Relationship between public subsidies and vaccination rates with the 23-valent pneumococcal vaccine in elderly persons, including the influence of the free vaccination campaign after the great East Japan earthquake. J Infect Chemothr 20:450-453, 2014.
  • Watanabe A, Yates PJ, Murayama M, Soutome T and Furukawa H. Evaluation of safety and efficacy of intravenous zanamivir in the treatment of hospitalized Japanese patients with influenza: an open-label, single arm study. Antiviral Ther 2014, DOI:10.3851/IMP2922

OB・OGの主な進路

群馬大学、東北薬科大学、坂総合病院、新潟大学、コーネル大学(米国)、茨城キリスト教大学

担当教員より進学志望者へのメッセージ

当部門は、現在のところ大学院進学希望者の受け入れを行っていない。

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