胎児医学(宮城県立こども病院)

Fetal Medicine (Miyagi Children's Hospital)

胎児診断、胎児治療を主とした周産期専門医を目指すと同時に、社会人大学院生として学位取得を目標としよう

医科学専攻

  • 修士課程/博士課程

教員構成

この分野の研究テーマ

  • 胎児の循環動態の解析
  • 胎児治療法の開発と臨床的応用

研究キーワード

胎児循環評価, 胎児血圧, 胎児手術, 骨系統疾患, 双胎間輸血症候群

技術キーワード

位相差トラッキング法, 胎児鏡, 胎児CT, NIPT, 遺伝カウンセリング

分野の紹介

本講座の主な研究テーマは以下の三つです。 [1]工学系研究科金井研究室との共同研究で、位相差トラッキング法により経母体腹壁的に胎児血管壁の微小振動を高精度計測し、血管径変化波形から血圧、心駆出能、末梢血管抵抗などの心循環系機能の評価です。本法はある2点間の距離を数ミクロンの精度でみる超音波計測法です。血管径変化波形の解析による胎児血圧の推定を試みています。正常胎児のみならず、胸腔内シャント術や胎児鏡下レーザー手術といったインタベンションを行う胎児を研究対象とし、治療の前後にどのような循環動態の変化をきたしているかの解析を行っています。すなわち胎児生理からみた胎児治療の評価です。 [2]「胎児治療法の開発と臨床応用」であり、双胎間輸血症候群に対する胎児鏡下レーザー手術の医学的社会的認知をはかることに加え、胎児疾患に対する内科的、外科的な新しい治療を確立することです。現在、酵素補充療法やiPS細胞を用いた治療を構想しています。 [3]胎児期に発症する骨系統疾患についてです。現在、「胎児骨系統疾患フォーラム」という全国の産科医、小児科医、整形外科医、放射線科医、分子生物学者などのネットワークを組織し、年に一度の研究会を主催しています。全国の症例を登録し、その胎児診断や予後の推定、周産期ケアの追及を行っています。将来的には診断と管理のガイドラインを作成することが目標です。

主な論文

OB・OGの主な進路

大学附属病院、地域中核周産期センター

担当教員より進学志望者へのメッセージ

胎児診断治療を中心とした実地臨床をしながら、当講座での4年間で専門性を高めステップアップしていく医師の新しいロールモデルの確立を目指しています。

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