次世代小児医療学(国立研究開発法人 国立成育医療研究センター・次世代小児医療講座)

Advanced Pediatric Medicine

次世代ヒトES細胞を再生医療製品の創薬に利用できるか

医科学専攻

  • 博士課程

教員構成

梅澤 明弘梅澤 明弘

梅澤 明弘客員教授

UMEZAWA, Akihiro Professor, M.D., Ph.D.

TEL:03-5494-7047

E-Mail:umezawa-a*ncchd.go.jp
(「*」を「@」に変換してください)

URL:https://www.ncchd.go.jp/hospital/about/doctor/saibo/u01.html / https://www.ncchd.go.jp/scholar/research/section/saibo/

この分野の研究テーマ

  • ヒトES細胞(胚性幹細胞)を用いた再生医療
  • ヒト疾患iPS細胞樹立と創薬

研究キーワード

再生医療, 創薬, ヒト胚性幹細胞, iPS細胞, 薬剤性肝障害, 薬剤性劇症肝炎, 法令

技術キーワード

ヒトiPS細胞樹立, ヒトES細胞樹立, 製造及び品質管理

分野の紹介

○ヒト胚性幹細胞の樹立
「ヒトES細胞の樹立及び使用に関する指針」を遵守して、医学的、社会的にも適正に行なわれるよう、外部委員も含めたヒトES細胞研究倫理審査委員会(以下「倫理審査委員会」)を設置しています。現在、国の指針を遵守し、我々の研究がヒト生命の萌芽の滅失の上に成り立っていることを常に認識し厳粛にヒトES細胞研究を行っています。

○細胞治療・再生医療
ヒト組織幹細胞を生体外で培養することで増殖させることに成功しており、その分離・同定を行っています。細胞の生体外における培養技術とそれによる細胞数の確保とそれに続く分離技術は、再現性の高い生物実験系に基づいた細胞の基盤解明によってのみ可能となるものです。

〇疾患iPS細胞を利用した創薬と肝毒性試験開発
国立研究開発法人国立成育医療研究センターの特色を生かし、稀少疾患である「遺伝子修復に係る遺伝子に変異を伴う疾患」についての iPS 細胞を樹立し、創薬シーズを探索しています。特に、治療法のない小児難病疾患および成育疾患に対する治療法の開発に向けた iPS細胞の有用性を提示していきます。
A. 難病等の患者由来の iPS 細胞等を利用し、当該疾患に対する創薬シーズを探索する体制の構築、
B. iPS細胞を肝細胞等に分化させ、その細胞を利用した薬剤候補物質の安全性を評価する体制の整備

Figure 1 小児難病に対するES細胞を用いた再生医療
Figure 1 小児難病に対するES細胞を用いた再生医療

主な論文

  • Hidenori A, et al. In vivo maturation of human embryonic stem cell-derived teratoma over time. Regenerative Medicine. 5:31-19, 2016.
  • Fukuda A, et al. Maintenance of Xist Imprinting Depends on Chromatin Condensation State and Rnf12 Dosage in Mice. PLoS Genet. 212(10):e1006375.
  • Okamura K, et al. Distinctive features of single nucleotide alterations in induced pluripotent stem cells with different types of DNA repair deficiency disorders. Sci Rep. 6:26342, 2016.
  • Nishino K, Umezawa A. DNA methylation dynamics in human induced pluripotent stem cells. Hum Cell. 29(3):97-100, 2016.
  • Ojima T, et al. Glycolipid dynamics in generation and differentiation of induced pluripotent stem cells. Sci Rep. 5:14988, 2015..

OB・OGの主な進路

PMDA、アステラス製薬、第一三共製薬、中外製薬、アルコン、協和発酵キリン、慶應病院、慈恵病院、東京大学病院、ハーバード大学

担当教員より進学志望者へのメッセージ

ヒトES細胞を用いた再生医療等製品開発を一緒に行いましょう。また、疾患iPS細胞を用いた創薬研究を行いましょう。

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