これからの地域医療教育

東北大学医学部におけるこれからの地域医療教育

東北大学では、平成23年3月の東日本大震災の発生を受け、継続的に東北地方(特に宮城県)の被災地で活動する医療人の確保や被災地への多様な医療支援、そして、医学部定員増に伴う医師育成、研修医養成等の地域医療人材の育成を実施しています。いずれも医療機関の皆さまのご協力なくしては解決できない大変大きな課題です。

この課題解決に向け、平成25年1月、東北大学病院に地域医療の充実を図る目的に「地域医療復興センター」が設置され、その中で総合地域医療教育支援部が実務調整を担当することになりました。同部を中心に、本学におけるこれからの地域医療教育のあり方について調整を行い、このたび、下記のとおり新しい地域医療教育プログラムを定めました。平成25年度以降、順次、新しい形での実習を開始させていただく予定としております。

これまで、数多くの医療機関の皆さまのご厚意とご協力をいただき、大変充実した実習を実施させていただいて参りましたが、これからも是非ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

新しい地域医療教育プログラムについて

GIO

地域医療へのモチベーションが高く、かつ東北地方の地域医療を担いうる医師になるために、東日本大震災の被災地を中心とした地域医療の実情と地域保健・福祉との連携の重要性を理解し、地域医療に必要な基本的スキル・態度・行動規範を修得する。

SBO

  1. 被災地の医療の現状を説明できる。(①、②)

  2. 東北大学と東北大学の卒業生がこれまで担ってきた地域医療における役割を説明できる。(①、②、③)

  3. 地域医療の意義について列記できる。(①、③、④)

  4. 地域医療における拠点病院・中小医療施設(病院・診療所)・訪問診療の役割を列記できる。(③、④)

  5. 実際の地域での診療において、適切な医療面接及び医師の診療の補助をすることができる。(③、④)

  6. すべての医療従事者に対して敬意を払うことができる。(②、③、④)

  7. 患者中心の態度で接することができる。(③、④)

Strategy

①1年次地域医療動機付け学習(必修) →
より早い時期(入学直後)に実施。(平成25年度から実施予定)

②2年次地域医療体験実習(必修) →
これまでご協力をいただいた医療機関は別添のとおりです。1年次へ前倒しし、被災地見学を全員必修する形に改める(平成25年度から実施予定)。

ご協力をいただいた医療機関

③5年次地域医療実習(必修) →
地域拠点病院(艮陵協議会病院)中心に体験する形に改める(平成25年度から実施)。

④6年次長期地域医療実習(選択) →
総合医・家庭医志望者向けの実習に改める(平成26年度から実施予定)。

お問い合わせ

東北大学病院 総合地域医療教育支援部

〒980-8574 仙台市青葉区星陵町1-1
TEL: 022-717-7509

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