東日本大震災における医学系研究科の活動

医学系研究科の主な取り組み

東北大学大学院医学系研究科では、東日本大震災における被災地復興のために、その専門性を生かし、長期的かつ細やかな支援活動ができるよう、大学内の関連機関と協力し、下に示すような多様なプロジェクトを積極的に推進しております。

医学部定員増

「地域の医師確保等の観点からの平成24年度医学部入学定員の増加について」の文部科学省高等教育局長通知に基づき、平成24年度医学部医学科入学者を125名(5名増)とすることに決定致しました。

医学部定員増について

東日本大震災の被災地に設置されている大学として、復興に向けた地域医療の一翼を担う気概を持つ方の志願を希望しております。

東北メディカル・メガバンク機構

東北大学は、医学系研究科が中心となり、東日本大震災の被災地の地域医療の復興と、複合バイオバンク事業を通じた新たな予防医療・個別化医療を構築するための基盤を整備することを目的に、東北メディカル・メガバンク機構を設立しました。

東北メディカル・メガバンク機構

地域保健支援センター

東北大学大学院医学系研究科では、東日本大震災で被害を受けた宮城県内の各地域における保健衛生システムの復興に向けた支援を行うことを目的に、平成23年5月1日、本研究科内に地域保健支援センターを設置しました。

地域保健支援センター

総合地域医療研修センター

東北大学大学院医学系研究科では、東日本大震災被災地の医療人材の受け入れと高度医療人としての再教育、新たな災害医療学の確立と地域・災害医療に携わる人材の養成などを目的とし、総合地域医療研修センターを設置しました。

総合地域医療研修センター

東北大学災害科学国際研究所

東北大学大学院医学系研究科では、東北大学災害科学国際研究所が4月1日に設立されるのに伴い、7分野の開設に協力しております。

東北大学災害科学国際研究所

地域医療復興センター

総合地域医療研修センター、東北メディカル・メガバンク機構と、文部科学省及び厚生労働省が平成25年度施策として計画している「地域の医師確保対策2012」(医学部入学定員増、被災地の医師確保、超高齢社会への対応)とも連携、連動しながら、以下の課題に取り組むことを目的に東北大学病院内に設置されました。

  1. 卒前・卒後教育を通じて、地域医療を担う意欲と能力を持つ医師の養成・確保
  2. 行政機関と連携して医師偏在解消につながる誘導策や制度の検討
  3. 超高齢社会等の社会構造の変化に対応した新しい地域医療提供体制の構築および環境整備
  4. 災害の状況に応じた適切な医療体制の構築

地域医療復興センター

東日本大震災記録集

平成23年3月11日に発生した「東日本大震災」後に、東北大学大学院医学系研究科震災誌編集委員会を組織し、震災後の活動や各種データなどの情報等を収集いたしました。

東日本大震災記録集

東北大学大学院医学系研究科を中心とした、東日本大震災に関連した研究活動

東北大学大学院医学系研究科のメンバーが参画して行った東日本大震災に関係する研究等について、英文による査読論文発表・総説を中心にまとめています。

東日本大震災に関連した研究活動

震災直後の主な活動

3月11日:地震発生。緊急災害対策本部を1号館前に設置。地震発生時に星陵キャンパスにいた人々全員の無事を確認すると共に、火災発生や二次災害につながるガス漏れ等の有無を確認。

3月12日:災害対策本部を1号館2Fに設置。本部長:山本雅之医学系研究科長。構成員の安否確認を急ぐと共に、大学病院とも連携し、被災者救援に全力を挙げることを決定。

3月13日:学部生の安否確認を開始。研究科手配の救援物資の第1陣が到着、その後、医師団車両で被災地に向かう。

3月14日:研究科建物の建築物応急危険度診断が終了。概ね立ち入り可となる。緊急対応コンテンツの公開を開始。

3月18日:医学部の学部生全員の無事を確認。写真付きの災害対応状況ページを公開。

3月22日:教職員全員の無事を確認

3月25日:大学院生全員の無事を確認

医学系研究科長メッセージ、医学系研究科および医学部学位記授与式の式辞に代えて

災害への対応など

医学系研究科では、3月17日より主な動きや対策時の様子などを写真付きで公開しておりました。また、医療情報なども提供し、トップページのトピックス上で詳細情報の更新などを行っておりました。

安否確認状況の公開

すべての情報を1ページに集約しておりましたが、それぞれのコンテンツが持つ特徴を考えると分類したほうが見やすく、被害状況の把握や安否確認の連絡方法なども、行った結果をまとめて公開することで、どなたでも確認が行いやすくなるだろうという考えもあり、安否確認が完全に取れた分野の一覧ページを制作し公開しました。3月25日に大学院生全員の確認が取れ、こちらのページは終了しました。

東日本大震災時の医学系研究科公式Twitterの記録

東北大学大学院医学系研究科・医学部では、東日本大震災における停電などにより、一斉連絡等が行えない状況が続きました。そこで、公式アカウントを作成していたtwitter社の提供サービスであるtwitterを使った情報発信を行いました。 配信内容の中には、すでにリンクが切れていたり、情報が曖昧な箇所などもありますが、皆様が今後の災害での対応などを考える際の参考になればと考え、ページ内容を当時のままで公開しております。

重要なお知らせの公開について

震災復旧の長期化により、県外にいる学生や研究者への連絡手段も必要となりました。普段は入学希望者や一般の方々を対象とした情報公開を行っておりましたが、学内関係者への緊急の連絡手段としても公式ウェブサイトと公式twitterが用いられました。当時、EASTと呼ばれた学内グループウェアと学内電子掲示板などでもお知らせしました。

  • 被害状況把握についての注意喚起、安否確認についての連絡方法などの緊急情報公開を優先。
  • 東北大学本部からの緊急情報更新を待ち、医学部サイト内にも同じ文面を引用更新。
  • 教務情報を優先的に掲示。経済支援、学生からの質問のまとめ、助成金についてのページを追加。(2011年4月1日)
  • 医学部独自の情報公開内容に整理しなおし、現在のページ構成に変更。(2011年5月2日)

災害用トップページの変遷

教務情報のページ

災害用対策情報の中には、安否確認情報や入学予定者向け情報や在校生向け情報などが含まれておりました。情報が多くなった時期に内容を見直し、入学関連の情報だけではなく、経済支援や相談窓口の情報も公開するために、大きくページを修正しております。(※現在は、終了した情報が整理されております)

寄せられた質問に対する回答ページ

入学情報や教務情報、経済支援対策の他にも、入学予定者や在校生からも様々な質問がありました。できる限りの範囲で対応し、公開することで学生の不安を少しでも和らげるよう取り組みました。

寄せられた質問に対する回答

助成金募集の依頼ページ

安否確認が取れた時点で、被害状況などもある程度まで分かってきました。そこで、東日本大震災に係る寄附金に関する受付窓口を設置し、助成金依頼のページを作りました。

東北大学医学系研究科震災復興助成金について

各国の研究機関から寄せられている本研究科への支援の御申出について

東北大学大学院医学系研究科には、先の震災に対して国内外から、多数の御支援の御申出を頂いております。御支援の対象が広いものを中心に、ごく一部をここに紹介します。御厚情、心より感謝申し上げます。

国内から寄せられた支援への御礼について

東日本大震災に際し、当研究科に対して非常に多くの方々からの心温まる救援物資、人的な支援、情報・連絡の面での支援、輸送面への支援などをお寄せいただきました。心より御礼申し上げます。 ここに御支援頂いた皆様の一部ではございますが、御名前をあげて感謝の意を表します。
なお、掲載を様々な理由から固辞されるなど、ここに御名前をあげられなかった団体・個人の方々もいらっしゃること、申し添えます。

御支援への御礼

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