東日本大震災に関連した研究活動(日本語の総説など)

東日本大震災は、太平洋沿岸部を中心に東北地方に住む人々の生命・健康に多大な影響を与えました。東北大学大学院医学系研究科は、最大の被害を受けた県である宮城県唯一の医学部を擁する大学として、多くの被災と向き合ってきました。その過程は、一部既に記録集としてまとめていますが、この被害を広く伝え、データを残すことにより後世に活かしていくためにも、研究発表等は欠かせません。
本ページでは、東北大学大学院医学系研究科のメンバーが参画して行った東日本大震災に関係する研究等について、和文・英文による査読論文発表・総説を中心にまとめています。

英文による査読論文発表・総説などについては、こちらのページへ

2017年

  • 東日本大震災被災者における震災後4年間の時間症状有訴者率変化と関連因子の検討.
    関口拓矢,菅原由美,渡邉 崇,遠又靖丈,丹治史也,萩原嘉廣,矢部 裕,井樋栄二,辻 一郎. 厚生の指標,2017;64(4):15-21.

2015年

  • 東日本大震災の被災者が抱える運動器障害の縦断的調査
    萩原 嘉廣, 矢部 裕, 渡邉 崇, 菅原 由美, 板谷 信行, 金澤 憲治, 園淵 和明, 小出 将志, 関口 拓矢, 安藤 晃, 辻 一郎, 井樋 栄二. 運動器リハビリテーション,2014;25(4):381-385.
  • 東日本大震災の被災地における運動教室の効果宮城県被災者健康調査における経時的研究
    遠又靖丈,佐藤紀子,小暮真奈,須藤彰子,今井雪輝,青木眸,杉山賢明,鈴木玲子,菅原由美,渡邉崇,永富良一,辻 一郎. 日本公衆衛生雑誌, 2015;62(2):66-72.

2014年

2013年

  • 東日本大震災前後のドライアイの変化
    浅野俊一郎、久保田久世、國方彦志、今留尚人、中澤徹. 第67回日本臨床眼科講演集2013
  • 生活不活発病、脳卒中が増加 予防対策を模索する各被災地.
    辻 一郎.日経メディカルSpecial Autumn2013 特別増刊,2013年9月10日
  • 「被災者健康調査でなにがわかるの?石巻市雄勝・牡鹿地区被災者健康調査結果報告」(パンフレット).
    東北大学地域保健支援センター,2013年10月刊行
  • 東北大学大学院医学系研究科による東日本大震災被災者支援の試みー地域保健支援センターの活動.
    中原篤史,柿崎真沙子,佐藤眞理,佐藤紀子,平野かよ子,押谷 仁,辻 一郎.公衆衛生,2013;77(5):416-420
  • 東日本大震災前後での自覚症状有訴者率の変化ー被災者健康診査と国民生活基礎調査の比較ー
    渡邉崇,鈴木寿則,坪谷 透,遠又靖丈,菅原由美,金村政輝,柿崎真沙子,辻 一郎 厚生の指標,2013;60(13),1-6.
  • 東日本大震災後の仙台市認可保育所における給食提供の実態ーフェーズ1からの推移ー
    小暮真奈,佐々木公子,佐藤佳子,青柳友美,周 婉婷,遠又靖丈,辻 一郎 栄養学雑誌,2013;71(6):357-366.
  • 東日本大震災後の宮城県における避難所感染症サーベイランス
    金 美賢, 神垣 太郎, 三村 敬司, 押谷 仁 日本公衆衛生雑誌 2013;60:659-664
  • 第44回医学教育セミナーとワークショップin 福島に参加して:次の災害に備えるチームビルディング
    江川新一、佐々木宏之 新しい医学教育の流れ'12春 岐阜大学医学教育開発研究センター編集 39-41.(平成24年8月)
  • 震災後精神症状の脆弱性・獲得因子の神経基盤の解明
    関口敦, 杉浦元亮, 事崎由佳, 佐久間篤, 瀧靖之, 川島隆太トラウマティック・ストレス, vol.11-1, 63-67, 2013
    東日本大震災後の精神症状と脳構造変化の因果関係についての総説
  • 「東日本大震災-小児科医の足跡-」 被災時の腹膜透析の困難さと対応 その日, その後
    熊谷直憲 (日本小児科医会 編集)
  • 3.11を経験して -普段から大切にしておきたいつながりと備え-
    田中総一郎 日本重症心身障害学会誌 38:11-18, 2013
    東日本大震災後の精神症状と脳構造変化の因果関係についての総説
  • 「東日本大震災-小児科医の足跡-」 被災地での重症心身障害児支援
    田中総一郎 (日本小児科医会 編集)
  • 被災地の障がいのある子どもへの支援と防災について
    田中総一郎 はげみ 347:26-30, 2012年度 12・1月号
  • 東日本大震災被災地の重い障害のある子供への支援(二)-震災対策の今後の課題-
    田中総一郎 肢体不自由教育 209:56-57, 2013
  • 東日本大震災被災地の重い障害のある子供への支援(一)
    田中総一郎 肢体不自由教育 208:56-57, 2013
  • 東日本大震災における県を支える唯一の大学病院としての医療展開とそのコンセプトから今後に向けて
    久志本成樹、中川敦寛、古川 宗、山内 聡. 被災地大学病院の役割.救急医学 2013; 37: 59-61.
  • 東日本大震災における災害拠点病院のエレベーター被害―日本エレベーター協会の協力による調査結果とこれからの対策―
    久志本成樹、下秋 元雄. . 日救急医会誌 2013;24:51-57.
  • 災害拠点病院の事業継続の見地からみたエレベーターの現状と課題:東日本大震災宮城県災害拠点病院調査
    中川敦寛、古川宗、工藤大介、阿部喜子、松村隆志、丹野寛大、岡本智子、久道周彦、山内聡、久志本成樹、冨永悌二. 日本集団災害医学会誌. 2013;18:9-17.
  • 災害時特有の疾患と集中治療―圧挫症候群と津波肺―
    古川 宗、山内 聡、久志本成樹. ICUとCCU 2013;37:191-198.
  • 「東日本大震災によるMR 装置602台の被災状況報告」日本磁気共鳴医学会雑誌, Vol.33, No.2, p.92-119, 2013, 05
    MRIの被災状況調査報告。厚労科研費による研究で、長寿医療センターの中井敏晴先生が代表研究者、東北大学からは保健学専攻(画像情報学分野)の町田好男教授が分担研究者として参加して行った。
  • 「手術室の災害対策」によせて
    東北大学病院麻酔科 黒澤 伸. 日本臨床麻酔学会誌Vol.33 No.4, 513~515, 2013
  • 「手術室の災害対策-良いうちから養生-」
    東北大学病院手術部・麻酔科 江島 豊、黒澤 伸、外山裕章、吾妻俊弘、阿部 望. 日本臨床麻酔学会誌Vol.33 No.4, 531-538, 2013

2012年

  • 震災後の医療の課題ー東日本大震災の経験を活かしてー]大震災被害高齢者の調査研究について.
    遠又靖丈,辻 一郎.Geriatric Medicine, 2012;50(3):257-261.
  • [東日本大震災から1年 保健師が受け止めたもの]保健衛生システム復興のために 東北大学地域保健支援センターの立ち上げと活動.
    佐藤眞理,辻 一郎,押谷 仁,平野かよ子.保健師ジャーナル,2012;68(3):200-205.
  • 東日本大震災から1年 宮城県からの報告.
    辻 一郎.公衆衛生,2012;76(3):218-221.
  • 東日本大震災の被災地で行われた眼科診療 第3回:女川でのVision Vanの活動
    土井 洋、中澤 徹. 眼科ケア 2012年第14巻3号(通算165号)
  • 東日本大震災時の巡回診療参加による医学生の学習態度と進路への影響
    田畑 雅央, 加賀谷 豊, 門馬 靖武, 水間 正道, 松田 綾音, 石井 誠一, 亀岡 淳一, 金塚 完, 八重樫 伸生. 医学教育.43巻4号 Page309-314 (2012.08)
  • 東日本大震災後に臨床所見に著しい変化を認めたサルコイドーシス5症例の臨床的検討
    村松聡士, 玉田 勉, 奈良正之, 村上康司, 海老名雅仁, 一ノ瀬正和 日本サルコイドーシス・肉芽腫性疾患学会雑誌 32, (1), 161-169, 2012
  • 東日本大震災における感染症診療の動向―被災地の後方支援病院の救命救急センターでは
    野村亮介、宮川乃理子、井上顕治、小林道生、久志本成樹. 化学療法の領域 2012;28:57-64.
  • 津波 久志本成樹. 最新医学 2012;67:544-555.
  • 大規模災害における急性期以降の医療支援としての"エリア・ライン制"の提言 東日本大震災における石巻圏合同救護チームでの経験をもとに
    山内 聡, 石井 正, 久志本 成樹, 石巻圏合同救護チーム, 東北大学病院. 日本臨床救急医学会雑誌(1345-0581) 2012.02;15(1);27-31
  • 災害医療におけるチーム医療
    古川 宗、久志本成樹、山内 聡、遠藤智之. 救急医学 2012;36:719-722
  • 東日本大震災発災後72時間の東北大学病院:クロノロジー解析から学ぶもの
    中川敦寛、古川 宗、工藤大介、阿部喜子、佐藤 大、鷲尾利克、荒船龍彦、遠藤智之、山内 聡、久志本成樹、冨永悌二. 日本神経救急学会雑誌 2012;24:24-31
  • 東日本大震災発災後72時間の東北大学病院:クロノロジー解析から学ぶもの
    古川 宗、久志本成樹、山内 聡、遠藤智之. 救急医学 2012;36:719-722
  • 東日本大震災でのDMAT宮城県調整本部の活動
    山内 聡、井上潤一、山田康雄、冨岡譲二、大庭正敏、森野一真、久志本成樹. 日本集団災害医学会誌. 2012;17:38-44.
  • 東北大学病院災害対策本部の「想定内」と「想定外」
    佐藤 大、阿部喜子、鈴木忠之、山内 聡、久志本成樹. 日本集団災害医学会誌. 2012;17:21-26.
  • 被災地大学病院としてなすべきことは何か?
    久志本 成樹, 山内 聡, 中川 敦寛, 古川 宗. 日救急医会誌 2012;23:821-822.
  • 東日本大震災における県を支える唯一の大学病院としての医療展開とそのコンセプト
    久志本成樹.日救急医会誌 2012;23:231.
  • 緊急レポート:東日本大震災の現場から 第3報:東日本大震災における感染症対策 賀来満夫、濃沼信夫、國島広之、北川美穂(東北大学大学院医学系研究科)ビルと環境 No.136(2012,3) 財団法人ビル管理教育センター
  • 緊急レポート:東日本大震災の現場から 第4報:震災後の心理的ストレス 濃沼信夫(東北大学大学院医学系研究科)、岩橋成寿(総合磐城共立病院心療内科) ビルと環境 No.137(2012,6) 財団法人ビル管理教育センター

2011年

  • Health Frontier 2011「人とのつながりが生きる力を支え、復興を進める力になる」.
    辻 一郎.へるすあっぷ21,2011;326:54-56.
  • Report 東北大「地域保健支援センター」被災地の保健サービスを支援ー今月から石巻市雄勝地区で健康調査.
    辻 一郎.Japan Medicine, 2011年6月17日号.
  • 「喪失体験,失業,孤立に被災者は苦しんでいる」東日本大審査健康調査から考える今後の被災地支援(インタビュー).
    辻 一郎.日本医事新報,2011;4569:18-21.
  • 東北大学が地域保健支援センターを開設 大学機能を集結,保健衛生システム復興に協力.
    辻 一郎.週刊保健衛生ニュース,2011;1619:38-41.
  • 東日本大震災における東洋医学による医療活動
    高山 真, 沖津 玲奈, 岩崎 鋼, 渡部 正司, 神谷 哲治, 平野 篤, 松田 綾音, 門馬 靖武, 沼田 健裕, 楠山 寛子, 平田 宗, 菊地 章子, 関 隆志, 武田 卓, 八重樫 伸生
    日本東洋医学雑誌Vol. 62 (2011) No. 5 P 621-626
  • DMAT活動拠点本部としての受け入れの準備―東日本大震災前における準備態勢と震災 時における活動経験から―
    山内 聡、赤松順寛、阿部喜子、後藤えり子、佐藤 大、北野夕佳、久志本成樹. 日本集団災害医学会誌 2011;16:231-236.
  • 東日本大震災におけるDMATの役割について 古川 宗、久志本成樹、山内 聡. セフィーロ 2011;14:16-21.
  • 寄稿「複合災害に対する医療対策」医療管理学分野 濃沼信夫教授 Clinic magazine No.503 (2011,6) 株式会社クリニックマガジン
  • 緊急レポート:東日本大震災の現場から「被災地域の病院活動と避難所の衛生状況」 濃沼信夫(東北大学大学院医学系研究科)、松本裕樹(石巻赤十字病院) ビルと環境 No.134 (2011,9) 財団法人ビル管理教育センター
  • 「ああ情報!-日常的な連携、情報交換のシステムが非常時に役立つ」(濃沼 信夫) インターナショナルナーシングレビュー153号 Vol:34, No.5(2011.10) 日本看護協会
  • 緊急レポート:「東日本大震災の現場から」第2報:仮設住宅の生活環境とその衛生対策 佐藤保生(診療所在宅医療)、濃沼信夫(東北大学大学院医学系研究科) ビルと環境 No.135(2011,12) 財団法人ビル管理教育センター
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