概要

平成20年12月6日、東北大学百周年記念会館「川内萩ホール」（写真）において、大学院教育改革支援プログラム「ルネサンス計画」主催による『第2回東北大学医学系研究科リトリート研究発表会』が開催されました。大学院生97人、学部生15人、教職員53人の計165人が参加する盛会となりました。

山本雅之研究科長の開会あいさつに始まり、午前に口頭発表の第1部が行われ、午後はグローバルCOE拠点リーダーの岡芳知教授の特別講演「神経系による代謝情報ネットワークの発見」を拝聴し、口頭発表第2部、ポスター発表、口頭発表第3部と続き、充実したプログラムの中、白熱したディスカッションが繰り広げられました。

口頭発表はメインホールで行われ、口頭演題15題、ポスター演題52題の中から、最優秀演題賞など5部門での表彰がありました。また、口頭発表の質疑応答で鋭い質問をされた方の中から優秀質問賞も選ばれ、記念品が贈られました。大学院生を中心とした研究発表会ではありましたが、医学部生4人のポスター発表もあり、仲丸友望さん（医学部5年）、神幸希さん（同4年）、三井英俊さん（同5年）、吉野優樹さん（同6年）の活躍に対して医学部後援会より特別演題賞が贈られました。

各賞受賞者

【最優秀演題賞】
松本葉子（形態形成解析）
【優秀演題賞】
有明恭平（消化器外科学）、
細谷拓真（腎・高血圧・内分泌学）
【最優秀ポスター賞】
青山慧（発生分化解析）
【優秀ポスター賞】
工藤千枝子（癌化学療法）、
藤野直也（先進感染症予防学）
【優秀質問賞】
ウォン ツーファン（婦人科学）、工藤千枝子（癌化学療法）、藤野直也（先進感染症予防学）、小林枝里（医化学）、海老原伸（病理形態学）、長谷川敦史（医化学）
【特別演題賞】
仲丸友望（医学部5年）、神幸希（医学部4年）、三井英俊（医学部5年）、吉野優樹（医学部6年）

場所： 臨床中講堂
日時： 第1日　12月1日（月）、18：00〜20：05
　　　　第2日　12月2日（火）、18：00〜20：05

概要

医学教育推進センター主催、大学院教育改革支援プログラム「ルネサンス計画」ならびに「ネットワーク・メディスン」グローバルCOEの後援による大学院教育ＦＤセミナーが、平成20年12月1日、2日の2日間にわたって、臨床中講堂に若手教員36名を集めて開催されました。

一日目は、金塚医学教育推進センター教授の開会のあいさつに始まり、「何が大学院教育で問題か」をテーマにしたワークショップでは、参加者による活発な討論が繰り広げられました。続いて、大学院教育アンケート結果の解説、大学院教育サポート体制、大学院ＦＤの特典、大学院教育を取り巻く研究プロジェクトの説明があり、一日目が終了しました。

二日目は、今年からの新たな試みとして、医工学研究科リハビリテーション医工学研究分野の出江教授による大学院コーチング技法のセミナーならびに実習が行われました。コーチングの理論・原理、性格判断法、コミュニケーション法の実習などを内容とし、笑いの中にも活発な質問と討論が繰り広げられました。最後に大学院教育改革支援プログラム拠点運営委員長の小野教授よりFD修了証書が修了者に手渡され、大盛況のうちに今年度の大学院FDを終了しました。

昨年に続き二回目となった今年のFDでは、ワークショップで昨年度より活発な討論が行われ、プロダクトとして文書にまとめられました。終了後の反省会では、この文書を研究科専攻運営委員会に上申し、今後の大学院教育の向上に役立てるよう働きかけることで意見が一致しました。

文責：小野栄夫

内容 ：平成20年度
　　　　第2回東北大学大学院医学系研究科大学院説明会が開催
日時 ： 平成20年12月20日（土）10：00から12：00
場所 ： 東北大学医学部1号館第1講義室（星陵キャンパス）
（過去問の閲覧は、第2講義室13：00まで）

説明会概要

1. 開会
2. 研究科長からのメッセージ
3. 医科学専攻長挨拶
4. 保健学専攻長挨拶
5. 専攻紹介
（医科学専攻博士課程、医科学専攻修士課程、障害科学専攻）
6. 大学院プログラム紹介（脳科学GCOE、医学系GCOE、大学院GP、
　 がんプロフェッショナル、分子イメージング）
7. 大学院生プレゼンテーション
（医科学専攻博士課程、医科学専攻修士課程、障害科学専攻）
8. 出願に際しての注意事項
9. 解散
研究室訪問・・・各自（13：00から）

今年度5月に行われた、第一回大学院説明会の様子です。
たくさんの参加をいただきました。