この度、大学院教育改革プログラムより助成を頂き、2008年10月18〜22日にオーストリア・ウィーンで開催されました第16回欧州消化器病週間(UEGW)に参加し、『食道知覚と脳内反応の関連』について口頭発表する機会を得ました。

本学会は、例年10,000人以上の世界中の消化器病学の研究者が参加する学会であり、初めての国際学会参加である私にとっては貴重な経験となりました。私の発表は、朝早くからのセッションでしたが、すでに大勢の聴衆が参加しており、我々の研究結果に対し大きな興味を示してもらいました。国内ではあまり経験できない実験方法についての具体的かつ専門的な質問もあり、今後の研究の発展に極めて役立つ議論ができました。

また、この制度により、国際学会の経験が豊富な上級医の同行も認めて頂けため、学会への参加や専門家との討論をスムーズに行うことができました。

あらためて大学院教育改革プログラムの制度に感謝致します。