東北大学大学院医学系研究科 大学院教育改革支援プログラム

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大学院生の声

国内学会参加報告
齋藤 茂芳

この度大学院教育改革支援プログラムより助成を頂き、第37回日本放射線技術学会秋季学術大会(10/22〜24、岡山)に参加致しました。参加者は3日間で1000名を超え、岡山と言う決して交通の便が良いとは言えない場所での開催でしたが、各地方から多くの方が参加しており、さらに企業のブースも例年通り数多くの展示がありました。

私の発表は1日目に「放射線誘発発達障害モデルラットにおけるマンガン増感MRIを用いた海馬形成不全の評価」という口頭発表を致しました。毎回のことですが、10分という限られた時間で完結に研究内容を伝えることの難しさを感じました。

今大会のメインテーマは「未知なるものへの挑戦(進化する放射線科学)」でありました。320多列型CT、3T-MRI、粒子線治療などの医療機器の発展,最新の技術へ挑戦していく一方で、既存の技術とリソースの有効活用も十分な議論が必要であり、新しいものが使えることだけに頼らずに研究のアイディアを出すことが何よりも重要だと感じました。

今回このような機会を頂いた本プログラムに大変感謝しております。今後、多くの大学院生がこの制度を利用し発表の機会を得ることを望んでいます。

国内学会参加報告 齋藤 茂芳