大学院特集2016 障害科学専攻

柿花隆昭 さん
2016.5
「サイエンスとしてのリハビリ」を学ぶ
内部障害学分野(D3)
柿花 隆昭さん

東北大学の大学院を選んだ理由を教えてください。

私は大阪出身で大学生の頃は大阪で理学療法学について学びました。学生時代に神戸で内部障害学分野の上月教授の講演を聴講する機会がありました。その講演の中で聴いた内部障害のリハビリが私にとっては衝撃的でした。心臓や肺の病気の人へ運動を促し、それが予後を改善するなど思ってもみませんでした。しかし、そのリハビリはしっかりとしたエビデンスで構築されており「サイエンスとしてのリハビリ」を学びたいと思い、東北大学にくることを決めました。

どんな研究をしていますか?

末梢動脈疾患という足の動脈硬化をもつ患者さんの歩き方の研究をしています。末梢動脈疾患になると歩くと足が痛くなり、休憩すると痛みがなくなるという「間歇性跛行」を生じるのですが、この症状は患者さんの歩行距離や生活の質の低下、予後にまで影響することが知られています。三次元動作解析という手法を用いて運動力学的な観点からこういった患者さんはどういう歩き方の特徴があるのか、どういった治療や運動を処方すると楽に歩くことができるようになるのかという検討を行っています。

研究室での一日の生活はどのようなものですか?

私は病院で理学療法士として勤務をしていますので、研究室には通常業務が終わった後に行くようにしています。業務前に研究室に行っている人もいます。夜に行っても残っている先生が多いので、研究のディスカッションを行ったり、雑談したりと非常に充実した日々を過ごしています。学会前などは帰る時間が夜中になり目を擦りながら研究や解析を行うこともあります。

受験を考えている方へのメッセージをお願いします。

私が所属している内部障害学分野では医師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、臨床検査技師など多職種の大学院生がおり、それぞれの視点からの意見を聞くことができます。国際色も豊かで、チャイニーズデイやコリアンデイといったそれぞれの国の留学生が文化紹介や料理を振る舞うといったイベントも私たちの研究室では行っています。また仙台はおいしいものが多く、非常に住みやすい都市であることも魅力の1つです。皆さん是非仙台、障害科学専攻で一緒に学びましょう。

※所属や職名などは、記事発表当時のものとなっております。

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