大学院特集2017 医科学専攻

林 真貴子さん
2016.11
一流の研究者への道標
医化学分野 (D1)
林 真貴子さん

東北大学大学院医学系研究科を選んだ理由を教えてください。

私は学部の時は東北大学農学部に所属していて、特定保健用食品(特保)に関わる研究をしていたのですが、なぜヒトは病気になるのかということも気になっていました。四字熟語に医食同源という言葉があるのですが、食品から医学へ、だんだん興味が移ってきたんです。大学院進学を考えたときに、関東出身なので、多少首都圏に帰りたい気持ちもあったのですが、やはり現在所属している医化学分野のテーマに惹かれて、また、自分がやりたい研究にもマッチしていたので、東北大学の大学院に進学することを選びました。

どんな研究をしていますか?

現在の研究テーマは肺がんについてです。肺組織がタバコや空気中のPM2.5などの化学物質に曝されて、遺伝子で異常が起こると肺がんになります。中でも治療が困難な悪性化がんは未知の部分が多く、臨床医療の現場でも効果的な悪性化がんの治療は喫緊の課題です。肺がんの動物モデルを使い、予防法や治療法の開発を行うのが私の研究テーマの概要です。肺がんの発生・悪性化を分子メカニズムに基づいて解明しながら、治療法の確立を目指しています。

研究室での一日の生活はどのようなものですか?

私は実験の日とデスクワークの日を分けています。自分では両方を一度にできるほど要領が良くないと思っているので。一日のスケジュールとしては、朝9時までには研究室に来て、昼食と夕飯は学食で食べて、帰宅は夜10時位でしょうか。実験の日は朝から晩まで実験しています。動物飼育施設に行ってマウスを確認しつつ細胞の培養をしたり核酸の抽出の作業をしたりして、実験の一日は終わっていくことになります。

オフの日は、私はすごく映画が好きなので、映画館に行っています。家で映画を見る日もあります。マウスの状態を見るために、いったん大学に行くことはありますが、基本的にはしっかり遊ぶようにしています。

受験を考えている方へのメッセージをお願いします。

東北大学には実学尊重・研究第一主義・門戸解放の理念があります。実際に研究している中で、その理念を研究・教育体制の端々から実感しています。
医学系研究科内でも、学生や情報交換や研究内容を通じて交流するイベントやシステムがあり、一流の研究者を養成するシステムが整っている印象です。受験の際に、どの研究室を選ぶか、自分が何をしたいかという点は非常に悩むところでしょうが、研究室に連絡を取って、自分でよく調べることが大事だと思います。研究室にいるスタッフや学生さんたちは、自分のテーマに対する愛情や自負を持っているので、熱意を持って説明してくれるはずです。東北大学大学院医学系研究科で研究生活を送った暁には、きっと後悔することはないと確信しています。

※所属や職名などは、記事発表当時のものとなっております。

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