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大学院特集2018 医科学専攻

2017.5
医科学専攻 生物化学分野 博士課程
西澤 弘成さん

Q.東北大学の大学院を選んだ理由を教えてください。

医学部3年生のときに基礎医学修練という実習で、今の研究室で実験させてもらったのがきっかけです。そのときからいずれは大学院生として、もっと本格的に研究に打ち込みたいとぼんやりとは考えていました。
大学卒業後、医師として6年間臨床に携わりましたが、臨床におけるたくさんの限界を目の当たりにして、基礎医学研究を通じてそれらの限界を少しでも改善できればと考え、大学院を受験することにしました。

Q.どんな研究をしていますか?

フェロトーシスという鉄に依存した細胞死が転写因子によって制御される仕組みを研究しています。このフェロトーシスは悪性腫瘍や虚血性疾患、神経変性疾患との関わりが指摘されており、本研究がそういった疾患の病態の解明や治療の発展につながる可能性もあると考えています。

Q.研究室での一日の生活はどのようなものですか?

基本的には朝から夕方(夜?)まで様々な実験をしています。実験の合間には論文を読んだり、実験結果をまとめたりしています。週に1回、抄読会や進捗報告会を含めたカンファレンスがあります。カンファレンス以外でも随時、実験結果や計画について、スタッフの先生方や他の大学院生と議論しています。その他では大学院生として、講義やセミナーに参加することもあります。

Q.受験を考えている方へのメッセージをお願いします。

医学や生物学を勉強すればするほど、どうしてそうなのかという疑問がどんどん沸き上がってこないでしょうか。そうした未知の疑問を解決すべく研究に打ち込むのは、パズルゲームを解くようなやめられない面白さがあると思います。もちろん大変なときもありますが… 更に、それが医療の発展につながるならば非常に嬉しい限りです。本学には自由な発想のもと、研究に打ち込める環境が整っています。ぜひ、私達と一緒に研究してみませんか。

※所属や職名などは、記事発表当時のものとなっております。

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