最終講義特別レポート(2016.2)

酸素に導かれ、生体色素に学ぶ

分子生物学分野 柴原 茂樹 教授

2015年に医学部、医学系研究科の学生を中心に組織された星陵広報サポーターが、2016年2月に開催された最終講義を取材しました。

平成28年2月12日、退職教授最終講義は、柴原茂樹教授のお話しから始まりました。タイトルは「酸素に導かれ、生体色素に学ぶ」。柴原先生は米国国立心肺研究所、京都大学、スイス連邦フリードリッヒ・ミーシャ研究所を経て東北大学医学部の教授に就任されました。

Oxygen Paradox、つまり「酸素は、時に体に害をもたらすが、酸素なくしては、ヒトは生命を維持できない」という矛盾に魅了され、一貫して、酸素を巧みに操る酸素添加酵素、つまりoxygenaseの研究に没頭してきたそうです。その経緯と、研究の歴史とを、ユーモアを随所に交えて振り返るご講演からは、まさに酸素への愛を感じました。また、ご講演の中で柴原先生が、多くの方への感謝を述べられていたことがとても印象に残っています。

「研究への愛」「周囲の人への感謝」という、当たり前のようで、しかし忘れがちなことを、最終講義で、あらためて実感させて頂きました。今後の研究・人生に、そのお言葉を活かしていきたいと思います。

医科学専攻博士課程 須原 佑樹

柴原茂樹教授 柴原茂樹教授

※所属や職名などは、記事発表当時のものとなっております。

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