最終講義特別レポート(2016.2)

データをみかえすと:理解できなかったこととそうでなかったことと

細胞生理学分野 丸山 芳夫 教授

2015年に医学部、医学系研究科の学生を中心に組織された星陵広報サポーターが、2016年2月に開催された最終講義を取材しました。

「データをみかえすと:理解できなかったこととそうでなかったことと」というタイトルで丸山芳夫先生が講義されました。先生は大学院生時代にHodgkin & Huxleyのイカの巨大軸索に関する論文に魅了されたことがきっかけで、電気生理学の道を歩まれることになったそうです。その後、深く電気生理を学びたいという気持ちから英国へ留学、Ole Petersen教授の下で学ばれました。そして、上皮細胞にイオンチャネルは存在するだろうか、受容体刺激による細胞内メッセンジャーはイオンチャネルを活性化するかという疑問から、上皮細胞でのイオンチャネルの機能と役割、等張性NaClのメカニズムに関する研究を行ってこられました。

最後に研究を進めていく上での考え方としてなぜ?という視点を持つことが重要であるということをお話されました。このような視点を持つためには魅了されている状況、人間の手を経ることで魅力的になること、大学・学会という制度を理解すること、才能が必要であることのこれら4つを複合することで研究を続ける理由になるという言葉が印象的でした。私も先生のようになぜ?という視点を常に忘れることなく、今後も研究に励んでいきたいと思います。

医科学専攻修士課程 坂井 舞

丸山 芳夫 教授 丸山 芳夫 教授

※所属や職名などは、記事発表当時のものとなっております。

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