学際領域ゼミ

文化の翻訳~文化人類学への招待~

2012.06.28 平成24年度第1回学際領域ゼミ

文学研究科 文化人類学分野 沼崎 一郎 先生

平成24年度第1回学際領域ゼミ 講義風景

今年度第1回の学際領域ゼミは、文化人類学分野の沼崎一郎先生によりご講演いただきました。

「文化人類学」と聞くと、漠然と、世界の国々の、あるいは歴史的に見た 文化の違いを学ぶ学問、というイメージが浮かびます。あくまで客観的です。

ところが、先生によると、文化人類学とは、異なる人々の風習を自分たちの生活の当たり前に「翻訳」することであり、それにより、違う人々の生き方を理解し、自分たちの当たり前を反省することにもなる、ということです。
特に「翻訳」の例として提示された、”食人”が我々の文化では”臓器移植”になる、というお話は、大変興味深いものでした。

様々な人種が混ざり合う現代世界において、協調し合って暮らしていける世界の実現に向けて考え、実践して行こうという文化人類学者。

お話を伺いながら、身の回りの日常の人間関係においても、価値観を異にする人との関わりの中で同じことが言えると思い、改めて考えさせられました。

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