未来型医療創造卓越大学院プログラム

事業概要

 未来型医療創造卓越大学院プログラムは,データ(Date)と技術(Technology)を駆使して未来の社会(Society)の課題解決に寄与する人材を育成します.文理共学,産官学連携,国際連携をつうじ,世界に先んじて超高齢社会となりつつある東北地方から未来型の技術や個別化医療を開発し,未来型医療として世界へ展開することを目標とします.

 東北大学大学院医学系研究科,歯学研究科,薬学研究科,生命科学研究科,情報科学研究科,経済学研究科,文学研究科,教育学研究科,医工学研究科のほか,東北大学病院,東北メディカル・メガバンク機構,みんなのみやぎネット,東北大学加齢医学研究所にくわえて,宮城県・仙台市など連携自治体,連携医療機関,連携企業,国際連携機関の協力によりこのプログラムは実施されます.

 従来の大学院教育では,それぞれの学部(研究科)が横並びでそれぞれの課題の解決に取り組んできました.しかし,このプログラムでは,文理共学による学際的な教育により,学生による自発的なニーズの発見とその迅速な解決を推進します.そのため,医学部だけでなく,歯学部,薬学部,理学部,工学部,経済学部,文学部,教育学部など,さまざまな学部からの学生の参加を期待しています.

 宮城県地域の現在の人口構成は,予想される15年後の日本,および,30年後の中国と一致すると想定されています.すなわち,東北のいまは世界の未来といえます.そのような超高齢地域のリアルなデータを活用し,また,超高齢地域を学びの場として活用します.

未来型医療創造卓越大学院プログラムには,以下の3つのコースを設置します.
  1. Data Scienceコース:データに基づいた個別化医療および効率的な介護の開発.高齢者の慢性疾患に対する先鋭的な予防・診断・治療法の開発など.

  2. Technologyコース:新しい技術に基づいた医療および福祉のイノベーション.全人的に生活をサポートするツールの開発など.

  3. Societyコース:実践に根ざした医療・保険・介護の政策の実案および実施.高齢者の医療・福祉の関連経費を抑制できる効率的かつ包括的な社会システムの構築など.

  4. それぞれのコースは独立したものではなく,異なるコースの学生および教員が融合し学際的な教育を行うことにより,超高齢社会の連鎖的な課題の解決をめざします.

バックキャスト型研修

多様な背景の学生とファシリテーター教員とがグループを構成し,未来のニーズを発見しソリューションを探索します.
東北のいま(世界の未来)を体感する:未来の理想型を描き,実現すべきニーズを想像
さまざまな学術分野から集う学生による討論:徹底的なブレインストーミングによるニーズの具体化
多様な専門をもつプログラム担当者によるメンタリング:ニーズ実現のためのアイデアとソリューションの探索

大学病院や地域病院などの医療の現場や,連携自治体,連携企業,海外連携機関などにおいて,自発的な発想から研修が行えます.

プログラム修了生の活躍の場としては,医学,心理学,経済学,情報学,工学などの融合により,たとえば,
経済学×工学:経済・医療の効率化を考慮したスマートハウスの運営
心理学×医工学:心理学に基づいた介護ロボットの開発
医学×情報学:ゲノム情報と生活情報に基づいた遠隔地からの運動指導とモニタリング
などが想定されます.

お問い合わせ

東北大学未来型医療創造卓越大学院プログラム 推進室

〒980-8575 仙台市青葉区星陵町2-1
TEL: 022-717-8031
E-mail: mirai-takuetsu*grp.tohoku.ac.jp(「*」を「@」に変換して送ってください。)

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