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文部科学省大学改革推進事業

基礎・臨床を両輪とした医学教育改革によるグローバルな医師養成

平成24年6月29日に開催された、基礎・臨床を両輪とした医学教育改革によるグローバルな医師養成推進委員会において、東北大学大学院医学系研究科の「世界で競い合うMD研究者養成プログラム」 が、医学部及び医学系大学院において、魅力ある基礎研究医養成プログラムを構築する優れた取組を支援する事業「(A)医学・医療の高度化の基盤を担う基礎研究医の養成」に選定されました。


詳細情報や成果などにつきましては、世界で競い合うMD研究者育成プログラムウェブサイトでご確認ください。

事業の背景・目的

近年、基礎医学研究を担う医師の減少や、医学生の診療参加型臨床実習の更なる充実の必要性、医学・歯学教育の質保証を担保する仕組みの必要性が指摘されています。そこで、本事業では、大学の優れた取組を選定し、支援することにより、質の高い優れた医師・歯科医師養成に取り組みます。

この度、東北大学大学院医学系研究科では、「(A)医学・医療の高度化の基盤を担う基礎研究医の養成」領域においての採用が決定いたしました。


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世界で競い合うMD研究者育成プログラム

【養成する専門分野】 基礎医学及び社会医学全般

【事業責任者】 医学系研究科副研究科長 教授 谷内 一彦


【概要】

本事業では3年次の基礎医学研究で成果を挙げた学生が、4年次以降も意欲を持って研究を継続し、論文完成と国際発表により研究者への礎を築くコースを新設します。
既設のMD-PhDコースと並び、基礎医学研究を志す医師育成の2本のルートを構築します。


【特徴】

本事業は本学部の教育実績とニーズ・アセスメントに基づくことが特徴です。
本学は「世界最高水準の創造的研究者育成」を使命に、89年に3か月の基礎医学研究を必修化し、02年にMD-PhDコースを開設しました。08年には文部科学省『質の高い大学教育推進プログラム』採択を得て、「リサーチマインドを育む教育」を実践しています。この実績を基盤に、論文完成と国際発表が研究継続の強い動機であるという学内調査結果を踏まえて本事業を立案しました。基礎研究の20週以上への拡大、他部局生命科学研究者との学際的交流、科学英語教育拡充等の特色ある企画で高い実効性を確保します。


【養成する人材像】

基礎医学・社会医学の分野で世界最高水準の研究を志し、医学の進歩と医療の発展に貢献する意欲を持つ人材を養成します。


【当該人材養成により期待される成果や効果(アウトカム)】

本事業では世界で競い合う創造的MD研究者となるべき人材を養成します。科学立国を掲げる我が国にとって基礎医学研究者、中でもMD研究者の減少は医学研究の衰退に直結し、医学教育、医療水準の低下を招く深刻な事態です。MD研究者は医学・医療の問題を広く俯瞰する能力を有し、病因究明、治療法開発、国家・国際レベルでの疾病対策等に不可欠な存在です。本事業で養成する人材は世界最高水準の創造的研究を推進し、我が国の医学研究、教育、医療の発展に貢献することが期待されます。


【概念図】 下記画像をクリックすると大きくなります。