2014年9月6日

てんかん発作の左右差を心拍上昇のタイミングから診断

 東北大学大学院医学系研究科てんかん学分野の中里信和(なかさと のぶかず)教授、神 一敬(じん かずたか)講師、神経内科学分野の青木正志(あおき まさし)教授らのグループは、海馬に異常をもつ側頭葉てんかん(注1)の患者において、右側の側頭葉から発作が始まる場合にのみ脳波変化よりも早く心拍が上昇し始めることを明らかにしました。

 本研究は、右側頭葉と心拍上昇の強い関係を明らかにした重要な報告であり、薬が効かない患者で手術を行う場合の診断精度の向上に直結するだけでなく、将来的には発作の予知や予防に結びつく診断基準を開発できることが期待されます。
 この研究結果は、平成26年年9月5日16時(日本時間6日5時)に米国の科学誌「Neurology」電子版に掲載されました。

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