2014年9月25日

不安の改善には食事による十分なヒスチジン摂取が有効  ~ヒスチジン欠乏食によりマウスの不安様行動が増加~

ヒスタミンとは、必須アミノ酸の一つであるヒスチジンから体内で合成される物質で、脳内では神経伝達物質として機能しています。医学系研究科の吉川 雄朗(よしかわ たけお)助教と谷内 一彦(やない かずひこ)教授の研究グループは、食事によるヒスチジン摂取が充分でないとヒスタミン不足を生じ、その結果マウスでは不安様行動が増加することを明らかにしました。

本研究は、神経ヒスタミン系の機能を維持するためには十分量のヒスチジンを食事から摂取する必要があること、また、十分にヒスチジンを摂取することでヒスタミン神経系が正常に維持され、不安行動の改善につながる可能性を初めて明らかにした重要な報告です。

本研究は平成26年9月20日に米国栄養学会が出版するJournal of Nutrition誌に掲載されました。

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