2016年11月28日

低酸素トレーニングの効果を科学的に立証-Phd2遺伝子欠損により持久性トレーニングの効果が向上する-

 東北大学大学院医学系研究科の布宮 亜樹(ぬのみや あき)日本学術振興会特別研究員、医工学研究科の申 俊哲(しん じゅんちゅる、現 テンプル大学)元研究員、永富 良一(ながとみ りょういち)教授らの研究グループは、持続的な低酸素応答と運動トレーニングが骨格筋の代謝特性を変化させることによって持久力を向上させることを明らかにしました。 持続的な低酸素応答を起こさせるために細胞内酸素センサータンパク質であるPHD2を欠損させたマウスに4週間の持久性トレーニングを行わせると、通常のマウスと比較して高いトレーニング効果が得られることが明らかになりました。この研究成果は、分子メカニズムに着目して、低酸素トレーニングの効果を動物モデルを用いて世界で初めて科学的に立証した報告です。
 本研究成果は2016年7月25日付で欧州生理学会の機関誌Acta Physiologica誌(電子版)に掲載され、10月発刊の同誌論説において高い評価を得ました。

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