2017年9月26日

慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対する新規治療

 国の指定難病であるCTEPHは、体を動かす時に息苦しく感じる・すぐに疲れるといった症状が現れる難治性の疾患です。近年、従来の手術が適応できない"末梢型"CTEPHに対し、肺動脈バルーン形成術が行われており、肺動脈圧や運動能に対する短期的な改善効果が報告されています。東北大学大学院医学系研究科循環器内科学分野の下川 宏明(しもかわ ひろあき)教授、杉村 宏一郎(すぎむら こういちろう)講師、青木 竜男(あおき たつお)院内講師らの研究グループは、肺動脈バルーン形成術の短期的な効果だけでなく、より長期(慢性期)の血行動態と治療後の経過について詳細に検討し、この治療法がCTEPHに対して非常に効果的かつ高い安全性を示すことを報告しました。
 本研究成果は、2017年9月23日に、欧州心臓学会(European Society of Cardiology, ESC)の学会誌であるEuropean Heart Journal誌(電子版)に掲載されました。

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