2018年8月24日

視神経障害のバイオマーカーを同定 L-アセチルカルニチンの増加が緑内障の病態進行の指標となる可能性

 東北大学大学院医学系研究科 眼科学分野の中澤 徹教授、佐藤 孝太助教、東北大学東北メディカル・メガバンク機構の山本 雅之教授、三枝 大輔講師らのグループは、緑内障モデルの一つである視神経挫滅マウスを用い、網膜に含まれる代謝物のメタボローム解析を行いました。
その結果、緑内障の進行度に伴って変化する生体内分子を同定し、これらの分子の量の特徴的なパターンを抽出することに成功しました。

 本研究によって明らかにされた、視神経障害を原因とした網膜神経節細胞死に関連する可能性の高い生体分子の機能を解析することによって、新たな緑内障治療における創薬あるいは医療技術が開発されると期待されます。
さらに、網膜神経節細胞死を予測することで、疾患予防に役立つバイオマーカーの開発と、緑内障の臨床診断への応用も期待されます。
 
 本研究の成果は、2018年8月9日Scientific Reportsにオンライン版で掲載されました。

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