脳神経科学を社会へ還流する教育研究拠点　東北大脳科学グローバルCOE

第10回東北大学脳科学グローバルCOE　キャリアパスセミナー
日時 　2010年 1月8日（金）17:30―19:00
会場 　星陵キャンパス・5号館2階　201セミナー室
演者 　坊農　秀雅　先生　　(ライフサイエンス統合データベースセンター 特任准教授)
演題 　「生命科学分野のデータベースを統合する仕事：
　　　　　落ちこぼれ大学生が.DB（Doctor of the database）にいたるまで」

講演概要
演者は、大学院受験で第一志望にいけず、また博士学位取得も3年の年限できっちりとれず、二度の’continue’を使いながらも、現在、ライフサイエンス統合データベースセンターにて、生命科学分野のデータベースの統合化＜http://lifesciencedb.jp/＞とその利用支援、ならびに教育・普及・広報活動を行い、統合TVというデータベースやウェブツールの使い方の動画コンテンツの発信を行っています。本講演では、そこに至るまでの「パスウェイ」について体験談を中心にお話したいと考えています。皆さんのキャリアパスを築く上で何かしらの参考にしていただければ幸いです。

演者略歴
大学院生時代は京都大学化学研究所にて黎明のゲノム情報科学に触れる。その後、理化学研究所ゲノム科学総合研究センター（GSC）にてFANTOMプロジェクトの立ち上げに関わり、埼玉医科大学ゲノム医学研究センターにてウェット主体のラボにて自らサンプリングしたりの毎日を約4年過ごした後、2007年7月より大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター（DBCLS）勤務。京都大学博士（理学）。

連絡先：脳科学GCOE事務局 (長神風二) 内線7908