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講義・セミナー名
第26回東北大学脳科学グローバルCOE若手フォーラム
開催日時
2010-06-25 15:30
開催場所
医学部5号館201号室
概要

第26回東北大学脳科学グローバルCOE若手フォーラム

「セミナー&キャリアパス講演」
今回の若手フォーラムでは学内外から2名の講師をお招きし、御自身の研究とキャリアパスの両方についてご講演いただきます。研究者という生き方について多面的に知ることのできる有意義な機会になると思われますので、ぜひ奮ってご参加ください。

日時:2010年6月25日(金)
セミナー:15:30-18:00
懇親会:18:00-20:00(学生:500円 それ以外:1000円)
場所:医学部5号館201号室

【生体における選択的スプライシングの可視化と制御機構の解析】
黒柳 秀人 博士(東京医科歯科大学・大学院疾患生命科学研究部、科学技術振興機構・さきがけ)
 mRNA前駆体の選択的スプライシングは、ヒトの遺伝子の90%以上に見られ、時間的・空間的に多様なタンパク質の発現を可能にする重要な遺伝子発現制御機構であるが、生体内における制御機構の解明は遅れている。私たちは、複数の蛍光タンパク質を用いて選択的スプライシングのパターンを生体内で可視化するレポーターミニ遺伝子作製法を開発した。そして、線虫C. elegansをモデル生物として、遺伝学的解析と組み合わせて、選択的スプライシングの制御因子やシスエレメントの同定を行っている。本研究会では、選択的スプライシング可視化による制御機構研究法の有用性とその成果について紹介したい

【キャリアパスとしての分野変更 ?研究内容を交えながらの事例紹介?】
今野歩 博士(東北大学・生命科学研究科・脳機能解析分野)
 学位取得後、比較的短い期間で分野を変更してきた私個人の経験を、研究内容を交えながら紹介する。 学部・修士・博士課程では、糖結合性タンパク質(レクチン)、特にマアナゴ体表粘液由来ガレクチンCongerinを対象としたタンパク質工学・糖鎖生物学研究。学位取得後、最初のポスドクでは油脂を産生能を有する酵母Lipomycesを対象としたバイオマス研究。そして、現在は抗体提示型ウイルスベクターによる神経細胞種特異的光操作技術の開発研究。それぞれにおける研究内容を簡単に紹介する。 また、キャリアパスとして、それぞれの分野変更において、何を考え、どんな苦労があったのか?1つの事例として紹介したい。

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