Topicsアーカイブ

2012-03-23
東北大学大学院医学系研究科・行動医学分野(福土審教授)、環境保健医学分野(佐藤洋名誉教授)、発達環境医学分野(仲井邦彦教授)の研究グループは、慢性の消化器症状を持つ子供の脳幹機能の特徴を見出しました。福土教授らのグループは最近特に注目される過敏性腸症候群*1の原因を追求しています。グループは、7歳の学童141名を対象に、腹痛、便秘、下痢などの消化器症状の有無を判定し、聴性脳幹反応*2を調べました。その結果、消化器症状を持つ児童では、脳幹での信号処理を反映する波の出現時間が短いことがわかりました。研究成果は電子ジャーナル誌プロス・ワンに掲載されました。

2012-03-07
拠点リーダーの大隅典子教授、恒川雄二研究員(現所属:Scripps研究所)らは、発生期の哺乳類神経幹細胞において、細胞周期調節因子Cyclin D2が脳原基の外側である基底膜面の先端に局在することを発見しました。

2012-03-07
拠点メンバーの八尾寛教授(生命科学研究科)らのグループは、皮膚で光を知覚するトランスジェニックラットの作成に成功しました。足裏に照射した青色LED 光を触覚として知覚する「スーパー感覚」です。

2012-03-02
東北大学大学院医学系研究科神経内科学分野の武田篤准教授、馬場徹医師らのグループは、嗅覚検査によってパーキンソン病における認知症発症を予測できる事を明らかにしました。パーキンソン病では認知症を合併しやすいことが知られていますが、嗅覚検査を行うことで認知症の早期診断・早期治療が可能になるものと期待されます。この研究成果は、国際科学雑誌「Brain」に掲載されました。

2012-02-28
東北大学大学院医学系研究科の虫明元教授(生体システム生理学)、松坂義哉助教らのグループは、脳の前頭前野の内側に行動制御に関わる新たな領域を発見し、成果は米国の科学誌Proc. Natl. Acd. Sci. USA電子版に掲載されます。

2012-01-30
拠点メンバーの福田光則教授(生命科学研究科)、GCOEフェローの大林典彦助教(同)らは、『メラニン色素』の逆行性輸送の仕組みを解明しました。成果は、英国の科学雑誌『The Journal of Cell Science』電子版に掲載されました。

2011-12-15
Varp 分子の新たな機能「樹状突起形成の促進作用」を発見

2011-04-06
山元教授のグループの論文がJ Neurosciに掲載

2011-02-10
拠点メンバーの山元大輔教授(生命科学研究科)らが、ショウジョウバエの雄が雌に触ると、雄特有の脳細胞が興奮して定型的な求愛行動を引き起こすことを発見し、研究成果を、米国の科学誌Neuronの2 月10 日号で発表しました。

2010-12-15
脳科学グローバルCOE拠点メンバーの福田光則教授(生命科学研究科)は、健康茶として知られるサンペンズ(学名Cassia mimosoides L. 別名 リュウキュウカワラケツメイ)のエキスに、メラノソームの輸送を阻害する効果を発見しました。

2010-09-24
「緑色光で脳神経細胞を目覚めさせる技術の開発」拠点メンバーの八尾寛教授らの成果がPLoS ONEに掲載されました。

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