東北大脳科学GCOE Topics

2011-06-13
イベント

第34回 東北大学脳科学グローバルCOE 若手フォーラム・第1回 脳科学若手の会東北部会 若手フォーラム開催のお知らせ(6/24)

■日時:2011年6月24日(金)
■会場:東北大学星陵キャンパス医学部5号館201号室
■プログラム:
16:00-16:10 脳科学若手の会東北部会の紹介
16:10-16:40 若手発表「初心者のための電気生理〜感覚情報処理を例に〜」
16:40-17:40 長神風二氏講演「CV(英文履歴書)を求められたら」
17:50-18:30 グループワーク(自己紹介を中心に、初めての方が参加しやすい内容となっています)
19:30-    若手親睦会

【招待講演】
長神風二氏(東北大学脳科学GCOE特任准教授)
■演題:「CV(英文履歴書)を求められたら」
■概要:公募ポジションへのアプライ、グラント付きの研究会出席への申込・・・、研究者として暮らす時、CV(Curriculum Vitae)の提出を求められる機会は数多くあります。しかし、英文のCVには、日本語の履歴書と違って、かっちりとしたフォーマットはありません。二度目のポスドクなどで、書ける業績がある程度溜まってからならいざ知らず、最初の就職の際、あるいは、大学院時代の中期留学などの際に提出を求められたら、一体何を書いたらいいのでしょうか?学歴?(日本の大学名がどこまで海外で意味を持つのでしょう?)論文?(大学院生なら、1−2行で終わってしまいますよね?)その他には何?標準的にはA4で2枚とされていますが、そんなに何を?職務上、海外のポスドク、大学院生、学部生のCVを見る機会が多くあった演者が、実例を多数紹介します。
*英文の書き方等については触れず、あくまで、何を書くかという視点で行います。

【若手発表者】
小川 剛史氏(東北大学加齢医学研究所・脳機能開発研究分野(川島研))
■演題:「初心者のための電気生理〜感覚情報処理を例に〜」
■概要:脳・神経系の研究において、神経細胞の機能的側面を考慮すると言うことは
非常に重要です。このような神経活動を調べる方法の一つとして、電気生理的手法があります。しかし、ひとえに電気生理と言っても、興味のある対象によって、観測方法が大きく異なります。なぜならば、電極の大きさや種類によって、違ったスケールや神経活動を観測しているからです(例えば、細胞内と細胞外、どちらの電位変化を観測するのか)。そこで、まず、 電気生理的手法を用いることによって、異なるスケールにおいて、何を観測することが出来て、何を観測することが出来ないのか、という可能性と限界点について紹介したいと思います。また、例として、シリコン製多チャンネル電極を用いて、ラット大脳新皮質での細胞外電位記録実験に関する研究を紹介いたします。


ご参加、お待ちしております。

ポスターpdf(115kb)

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