神経細胞制御学分野
教員構成
- 教授 八尾 寛
- 講師 石塚 徹
八尾 寛
YAWO, Hiromu
石塚 徹
ISHIZUKA, Toru
分野の紹介
ヒトの脳では、神経細胞(ニューロン)どうしがネットワークを作って情報をやり取りすることにより、脳のはたらきである「こころ」が作り出されています。たとえば、ある出来事を経験することにより、ニューロンとニューロンのつながりが変化することにより、経験が脳に記憶されます。私たちは、ニューロンとニューロンのつながりを変化させる仕組みを研究しています。この仕組みがわかれば、記憶の能力を向上させることができるかもしれません。また、アルツハイマー病など記憶を失う病気の治療にもつながります。研究法として、ニューロンのはたらきを光に変換するタンパク質や、ニューロンを光で操作するタンパク質を開発し、ニューロンネットワークにおける情報の流れを解析しています。学生教育では生理学の一部を担当しています。また、東北大学脳科学グローバルCOE拠点のひとつ、生命科学研究科・脳機能解析分野として、大学院教育を担当しています。
論文・書籍・受賞などの実績
①学習・記憶のシナプス前性メカニズム BRAIN and NERVE、60・7、医学書院 2008 経験が記憶される仕組みについて
②光受容イオンチャネル・チャネルロドプシン2を用いたニューロンの光刺激 生物物理、48・3、日本生物物理学会 2008 ニューロン活動を光で操作する方法について
③Intrinsic and spontaneous neurogenesis in the postnatal slice culture of rat hippocampus. Eur. J. Neurosci. 20, 2499-2508 2004 ニューロン新生メカニズムの研究
④(特許)改変された光受容体チャネル型ロドプシンタンパク質 特願2008-076538 2008 光駆動型タンパク質機能モジュールの新規開発法に関する
⑤(特許)光感受性を新たに付与した神経細胞 特願2005-34529(特開2006-217866) 2005 光駆動型タンパク質機能モジュールによる脳・神経細胞駆動法に関する
キーワード
脳、神経、ニューロン、海馬、シナプス、アルツハイマー病、ニューロン新生、学習 、記憶、チャネルロドプシン
分野問い合わせ
- yawo-hiromu*m.tohoku.ac.jp
- TEL 022-217-6208
- FAX 022-217-6211