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行動医学分野

教員構成

  • 教授 福土 審
  • 講師 金澤 素
  • 福土 審
    FUKUDO, Shin
  • 金澤 素
    KANAZAWA, Motoyori

分野の紹介

ストレスの病態が脳科学によって解明され、その克服の方法が開発されれば、社会的な意義も大きい。行動医学とは、疾病と行動・心理の関連を研究する分野である。その主な対象は、ストレスの影響を受けるあらゆる疾患が研究の対象になり得る。生体は行動により環境への適応を図る。この反応の大きさはある範囲に調節されており、脳あるいは末梢臓器において、そこから逸脱するとストレス関連疾患が発症して来る。

当教室の特徴は、心身相関の観点からストレスを追求することにある。この心身相関モデルの代表疾患が過敏性腸症候群である。過敏性腸症候群患者では内臓刺激に対する異所性の脳賦活化が内臓知覚過敏に関連すると考えられている。教室では、大脳誘発電位とPET脳画像の両方でその変容を捉えることに成功した。さらに、ストレスに関連する心的外傷(トラウマ)、母子分離、失感情症、炎症による感作などにもアプローチし、その鍵物質の制御によるストレスの病態克服を目指している。

論文・書籍・受賞などの実績

① 内臓感覚 -脳と腸の不思議な関係-.  NHKブックス  2007.9.30 内臓感覚の一般向け書籍。書評で高評価を得る。
② Rome III. The Functional Gastrointestinal Disorders.  Degnon Associates  2006 国際的診断基準の委員+成書の分担執筆者となる。
③ 心身症の診断・治療ガイドライン作成とその実証的研究会作成  協和企画   2006  ストレス病の診断治療ガイドラインをまとめる。
④ 文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)  文部科学省より受賞   2006  脳腸相関の研究に対して授与される。
⑤ アメリカ心身医学会 Early Career Award  アメリカ心身医学会より受賞  1994 心身相関の研究に対して授与される。年1人、米国外から初。

キーワード

行動医学、心身医学、ストレス、脳腸相関、Corticotropin-releasing hormone (CRH)、過敏性腸症候群、脳機能、消化管運動、内臓知覚、情動

分野問い合わせ

  • sfukudo*med.tohoku.ac.jp(「*」を「@」に変換してください)
  • TEL 022-717-8160
  • FAX 022-717-8161