目的・組織構成
研究拠点
若手研究者育成





医学系研究科
21世紀COEプログラム





シグナル伝達をキーワードとした研究教育拠点

 生命現象の基本メカニズムである"シグナル伝達系"の異常により発症する免疫疾患、がん、糖尿病等代謝性疾患、神経変性疾患等に代表される"シグナル伝達病"の克服は、21世紀の医学の大きな課題である。本COEプログラム「シグナル伝達病の治療戦略創生拠点」では、これら"シグナル伝達病"の克服を目指して、シグナル伝達の分子メカニズム解明の基礎生命科学研究から、疾患モデル動物を用いたシグナル伝達病の発症機構解析や新規治療法の開発、さらには探索医療による先進的治療技術の確立までの一連の研究を、有機的に統合した形で推進する。そのために創生応用医学研究センターを中心とする「トランスレーション・ステーション」を設けて、新たな疾患モデル動物の作製や遺伝子治療・再生医療に向けた動物実験系の確立などの研究支援体制の整備をさらに強化する。且つ、先端的生命科学研究者と臨床医学研究者が協力することによって、"シグナル伝達"を共通言語とした「統合医科学」教育を推進し、若手医学・生命科学研究者の育成に努める。また、本拠点にCOE運営委員会ならびに第三者評価委員会を設けて、各参画チームのポテンシャルを最大限に引き出しながら効率的にプロジェクトを遂行する。