頭頸部腫瘍学(宮城県がんセンター)

Head and Neck Oncology (Miyagi Cancer Center)

臨床医学, 腫瘍学

臨床と基礎研究能力を身につけた善き頭頸部外科医の育成を目指す

医科学専攻

  • 博士課程

教員構成

浅田行紀

浅田行紀教授

ASADA, Yukinori Professor, M.D. Ph.D.

TEL:022-384-3151

E-Mail:yukinori-asada*miyagi-pho.jp
(「*」を「@」に変換してください)

この分野の研究テーマ

  • 頭頸部がんに対する機能温存療法の開発
  • 頭頸部がんに対する支持療法の開発
  • 頭頸部がんのがん幹細胞の研究

研究キーワード

機能温存療法, 栄養療法, 支持療法, がん幹細胞の研究, 頭頸部癌

技術キーワード

内視鏡下手術, がん幹細胞, 栄養療法, 機能温存手術

分野の紹介

頭頸部領域には「咀嚼」「嚥下」「構語」など多くの機能があり、この領域に生じる「がん」に対しては手術、放射線、抗癌剤を用いた集学的治療が行われています。頭頸部がん治療では生存率の向上と治療後に高いレベルで機能が残ることが重要ですが、実臨床において両立は難しい課題です。そこでわれわれは、頭頸部がんに対する①機能温存療法の開発②支持療法の開発③がん幹細胞の探索と当院で見つけた頭頸部がん幹細胞に対する特異的治療法の開発を研究テーマとして活動しています。

Figure 1 頭頸部癌治療における戦略・戦術
Figure 1 頭頸部癌治療における戦略・戦術
Figure 2 マウスでの腫瘍形成とCD271+細胞の分化能力
Figure 2 マウスでの腫瘍形成とCD271+細胞の分化能力

主な論文

  • Imai T, et al. CD271 defines a stem cell-like population 1 in hypopharyngeal cancer. PLoS One. 2013 Apr 23;8(4):e62002. doi: 10.1371/journal.pone.0062002. Print 2013
  • Morita S et al Humanized anti-CD271 monoclonal antibody exerts an anti-tumor effect by depleting cancer stem cells. .Cancer Lett. 2019 Oct 1;461:144-152. doi: 10.1016/j.canlet.2019.07.011. Epub 2019 Jul 17.
  • Imai T, et al.Enhanced Recovery After Surgery program with dexamethasone administration for major head and neck surgery with free tissue transfer reconstruction: initial institutional experience.  Acta Otolaryngol. 2018 Jul;138(7):664-669.
  • Asada Y et al. Laryngeal function-preserving operation for T4a laryngeal cancer with vocal cord paralysis - A case report. Auris Nasus Larynx. 2018 Feb;45(1):194-199.

OB・OGの主な進路

東北大以外にも金沢医大、筑波大学の先生が在籍されており、卒業生は全員英語論文を執筆し博士号を取得されています。

担当教員より進学志望者へのメッセージ

頭頸部癌を専攻する場合、その臨床的技術を身に着けるのに時間を要すると同時に研究マインドも必要とされ、両者を同時に取得するには時間および労力、そして適切な環境が必要です。現実的には環境や時間が得られずあきらめてしまう方が少なくありません。当講座では宮城県立がんセンター職員として給与を得ながら、社会人大学院制度を用いて頭頸部がんに関する基礎研究を行い、また、同時に、手術をはじめとする臨床技術を身につけることができます。

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