2011年5月23日

臨床研究を支える専門家を大学院で養成する -臨床研究支援者育成コースの新設について-

近年、根拠にもとづく医療(EBM:evidence based medicine)の重要性が叫ばれるようになりました。目覚ましい発達をみせた現代の検査技術などを駆使し、科学的なデータなど根拠にもとづいた医療を提供することは、現代の医療において必須になってきています。このように、科学的なデータなどを集め根拠を確立するためには、薬剤や医療機器の有効性や安全性を検証する臨床試験や、疾患の発症原因究明のために人の集団に対して行う疫学調査など、臨床研究の進展が欠かせません。我が国において、治験、トランスレーショナルリサーチなどの臨床研究に対する基盤整備の必要性の認識は、既に10年以上前から言われてきましたが、十分とは言えず、特に、これらを担う人材育成は急務と言えます。

東北大学大学院医学系研究科では、高度化・多様化する臨床研究のニーズに即応できる人材を養成するため、医科学専攻修士課程に臨床研究支援者育成コースを新たに開設します。本コースは、医学系研究科と大学病院の各部署が連携し、臨床研究を支える専門職である臨床研究コーディネーター(CRC)、データマネジャー、プロジェクトマネジャー、薬事専門家、IT専門家などの育成を行います。

本コースは、下記の通り、毎年5名程度を大学院医学系研究科医科学専攻修士課程(定員40名)の一部として、今夏行われる大学院入試から募集を行います。医療・薬学系学部出身者だけでなく他の学部出身者も歓迎します。また、社会人の入学も可能です。

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