2013年9月6日

二つの主要な生体防御機構が連携するしくみを発見-このしくみを利用してがん細胞が増殖-

 東北大学大学院医学系研究科医化学分野 山本雅之 教授らは、(公財)東京都医学総合研究所の一村義信 研究員、小松雅明 副参事研究員らとの共同研究において、二つの生体防御機構(オートファジーとKeap1-Nrf2経路)がp62たんぱく質のリン酸化を介して連動していること、この機構をがん細胞が自身の増殖に利用していることを明らかにしました。
 この発見により、p62を標的とした化合物が新しい抗がん剤の創薬候補になることが期待されます。
なお、この研究は文部科学省科学研究費補助金・新学術領域研究『オートファジーの集学的研究 分子基盤から疾患まで』の一環として実施されているものです。
 この研究成果は、米国科学雑誌「MOLECULAR CELL」の9月5日(米国東部時間)付オンライン版で発表されました。

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