2013年12月18日

フィリピン台風30号被災地への義援金のお願い(12/18~2/28)

2013年11月8日、史上最大といわれる台風がフィリピンに上陸し、甚大な被害をもたらしました。特に台風に伴う高潮により多くの方が亡くなり、これまでに6000名を超える死者が確認されています。

当研究室では、特に被害の大きかったレイテ島・タクロバン市とその周辺で 2008年より小児肺炎などの研究を行ってまいりました。また2011年からはレイテ島に隣接するビリラン島においても研究活動をすすめております。幸いにも、現地のフィリピン人スタッフは全員無事であることが確認され ましたが、7人のスタッフの自宅が全壊または住居不能な状況になり、大変困難な状況に追い込ま れています。また、タクロバン市にある東ビサヤ地域医療センタ ー( Eastern Visayas Regional Medical Center:EVRMC)に設置していた東北大学リエゾンオフィスも大きな被害を受けました。こ のオフィスには 6 年以上かけて構築してきた実験室も併設していましたが、建物の屋根は吹き飛ば され、機材は全て海水に浸かり、研究環境を再構築することを余儀なくされています。またレイテ島 およびその隣のサマール島は、当研究室がフィリピンにおいて共同研究を進めてきたカンターパ ート機関であるフィリピン熱帯医学研究所(Research Institute for Tropical Medicine: RITM)が長年 にわたり住血吸虫の研究をしてきた研究サイトですが、その研究施設も大破し使用不可能な状態 になっています。

当研究室のメンバーは、被災後何度か現地に赴き状況を確認してまいりました。現地は落着きを 取り戻しつつありますが、高潮だけではなく強風によっても非常に広い地域が壊滅的被害を受けていて、これから復興に向けて長い時間がかかることが予想されています。東日本大震災の経験も 生かし、感染症分野だけはなく保健衛生全般にわたる支援をしていけたらと考えております。
http://www.virology.med.tohoku.ac.jp/biseibutugaku_j/st.htmlをご覧ください)
このような事態に対し、様々な方面の方々から、あたたかいお言葉をいただき、また、ご支援のお申し出がありました。そこで、少しでも皆さまのお気持ちを現地に伝えるために、ここに義援金としてまとめ、直接現地へ届けようとこのサイトを立ち上げました。

お送りいただいた義援金は、まずは東北大学および RITM の現地のフィリピン人研究スタッフの 生活再建のために役立てます。 次に、可能であれば研究サイトの再建のためにつかわせていただきたいと思っております。
皆様のご協力に心より感謝いたします。


東北大学大学院医学系研究科 微生物学分野 教授 押谷 仁


義援金受付期間
2013年12月18日~2014年2月28日


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