2014年5月16日

生体組織のダメージを反映する新しいバイオマーカーの発見

東北大学大学院医学系研究科 病態液性制御学分野(医工学研究科 兼務)の阿部高明(あべ たかあき)教授らは、薬学研究科の富岡佳久教授らの研究グループ、静岡県立大学の伊藤邦彦教授らの研究グループとともに、生体内の転移RNAとよばれる分子が、酸化ストレスによって細胞がダメージをうけた時、構造が変化すること、そしてその転移RNAの変化を検知することが細胞や組織のダメージ、さらには一般住民の予後を反映する新しいバイオマーカー(身体の状態を知るうえで定量的な指標となる物質)となることを発見しました。
本研究は、各種臓器の障害を早期に検知する新しいメカニズムに関する発見であり、今後、病気の早期発見や治療効果の判別などに貢献することが期待されます。今回の研究成果は、2014年5月15日(日本時間16日午前6時)に米国腎臓学会学術誌Journal of the American Society of Nephrologyの電子版に掲載されました。

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