2014年9月8日

下川宏明教授(循環器内科学分野)がヨーロッパ心臓病学会で” William Harvey Lecture Award”を受賞しました

ヨーロッパ心臓病学会学術集会(8月31日~9月3日、バルセロナ、スペイン)において、医学系研究科 下川宏明教授(循環器内科学分野)が「William Harvey Lecture Award」を受賞しました。
ヨーロッパ心臓病学会(European Society of Cardiology, ESC)は、会員数約8万名の世界最大の学会で、日本循環器学会を含む世界94の国・地域の循環器学会が加盟しています。
ESCでは、毎年、基礎研究・臨床研究・疫学研究・インターベンション研究の4分野から一人ずつ、卓越した研究者を表彰しています。基礎研究分野の「Williams HarveyLecture Award」は、血液循環を発見した英国のWilliam Harvey(1578~1657)にちなんだ名誉ある賞です。
下川教授は、虚血性心臓病の成因として重要な冠動脈攣縮の基礎研究を長年行ってきており、その分子機構が、血管平滑筋の分子スイッチの役割をしているRho-kinaseの活性化によることを世界に先駆けて明らかにし、また、動脈硬化性心血管病そのものの成因にも深く関与していることを明らかにして、現在、世界中で広く行われているRho-kinase阻害薬の創薬にまで発展してきました。今回の受賞は、このような一連の基礎研究・臨床研究が評価されたものです。

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