2014年9月16日

腎高血圧内分泌学分野・東北大学理事の伊藤貞嘉教授がアメリカ心臓協会Arthur C. Corcoran記念講演者賞を受賞しました

この度、東北大学大学院医学系研究科腎高血圧内分泌学分野・東北大学理事の伊藤貞嘉教授がアメリカ心臓協会高血圧部会においてArthur C. Corcoran記念講演者賞を受賞しました。受賞講演は2014年9月10日にアメリカ合衆国サンフランシスコで行われたアメリカ心臓協会高血圧カウンシル学術集会で行われました。

アメリカ心臓協会は権威のある世界最大規模の心腎脳血管系の医学会で、この賞は毎年高血圧分野における優れた業績と貢献を残した研究者に対して授与されます。Corcoran博士(1909-1965)は腎血流や糸球体濾過率などの腎臓の機能を生理学的に測定する手法を確立し、腎臓や内分泌を介した高血圧発症機序の解明に貢献しました。その偉業を記念して1977年にArthur C. Corcoran記念講演者賞が創られました。

今回の受賞は伊藤貞嘉教授の長年に渡る糸球体血行動態機序の解明と高血圧臨床研究への貢献が評価されたものです。エンドセリンやオレキシンを発見した筑波大学柳沢正史教授、食塩感受性高血圧の機序を研究した東京大学藤田敏男名誉教授についで日本人では3人目の受賞となります。過去の受賞者には2年後にノーベル医学生理学賞を受賞したMichael S. Brown博士、Joseph L. Goldstein博士など著名な研究者が名前を連ねています。

伊藤貞嘉教授は国内の高血圧、腎臓および内分泌関連の学会で主導的な役割をする他、2014年日本内科学会会頭を務めるなどリーダーシップを発揮するとともに、国際腎臓学会理事など国際的にも多くの役割を担い、活躍しています。また、東北大学理事としても学内外の教育・研究など大学運営に尽力しています。

pagetop