2009年2月26日

末期肺がん患者にも有効な分子標的治療

肺がん末期で体力が低下した患者には、これまで積極的治療は困難とされ緩和ケアのみが推奨されてきました。このたび東北大学大学院医学系研究科呼吸器病態学分野の貫和敏博教授を中心とした研究グループは、日本人や東洋人に多く肺がん全体の約20%と想定される、EGFR 遺伝子変異という特徴を有した非小細胞肺がん患者に対して、分子標的薬ゲフィチニブ(商品名イレッサ)が高い確率で有効であり、全身状態の改善および生存期間の延長に寄与することを明らかにしました。本成果は、米国臨床腫瘍学会の機関誌であるJournal of Clinical Oncology 電子版に2月17日付けで掲載されました。

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