東北大脳科学GCOE Topics

2010-12-15
研究成果

脳科学グローバルCOE拠点メンバーの福田光則教授(生命科学研究科)は、健康茶として知られるサンペンズ(学名Cassia mimosoides L. 別名 リュウキュウカワラケツメイ)のエキスに、メラノソームの輸送を阻害する効果を発見しました。
本成果は、新たな美白へのアプローチを目指し、株式会社コーセーと行ってきた、メラニン色素の輸送メカニズムに関する共同研究によるものです。「サンペンズエキス」はメラノソームの輸送制御因子のタンパク質量を減少させることで、ケラチノサイトへのメラニンの移行・蓄積を抑制することを突き止めました。
今後、このエキスを配合した美白化粧品への応用が期待されます。

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