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大学院特集2017 障害科学専攻

2016.11
内部障害学分野
佐藤 陽一 さん

Q.東北大学大学院医学系研究科を選んだ理由を教えてください。

入学以前まで、私は栃木県の急性期病院で理学療法士として勤務していました。その際に宇都宮で内部障害学分野の上月教授の講演を聴講する機会がありました。一般的に“リハビリ”というと骨折や脳梗塞後遺症に対するリハビリを想像しやすいと思います。しかし実際の臨床現場では、その背景として心不全や糖尿病といった内部障害を非常に多くの方が抱えていること実感しました。この内部障害に対する“リハビリ”を学びたいと思い、東北大学に来ることを決めました。

Q.オープンラボは進路を決める上で役立ちましたか?

非常に役に立ちました。私の周りには東北大学出身者がいなかったため、進学を考えるうえでとても不安でした。その中でオープンラボに参加し、研究室や実験室を見学できたことは、入学後のイメージをより一層明確にできる機会になりました。また在学生の方と面談し、研究の進め方や入学前の準備、教室の雰囲気を知ることができた点も、進路決定の後押しとなりました。

Q.研究室での一日の生活はどのようなものですか?

月曜日と火曜日に授業があり、その他の日は一日のほとんどを研究活動に費やしています。研究室では論文検索や実験などをしています。教室には社会人学生の方も多く、朝早い時間や業務後に通学してくる方と進捗状況を話したり、研究内容についてディスカッションしたりするなど、とても有意義に過ごしています。また週に一度、病院勤務をしています。臨床での疑問点を研究へ反映できるように考えながら、業務をしています。

Q.受験を考えている方へのメッセージをお願いします。

東北大学には様々な国籍の方が所属し、国際色豊かです。私の所属する内部障害学分野においても中国・韓国などから留学生が来ています。また医師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師といった医療従事者だけではなく、社会福祉士や教育関係など様々な背景を持つ方が在籍しています。そのため今までの自分にはなかった考え方や価値観に気づくことができます。ぜひこの東北大学で一緒に学びましょう。

※所属や職名などは、記事発表当時のものとなっております。

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